一年て速い、と手帳を購入する時にいつも思いますが、ホントすぐ。
うさぎ年もあと今日を含めて二日のみとなりましたね。
今年は個人的にも生活に変化がありましたが、とにかく社会全体に衝撃的な出来事が起こり、その多くが終わりの見えない状況であることで、体の中に暗い塊があるような感じです。
私の孫たちと同年齢位の子どもたちが、瓦礫の中で泣いていたり空を見つめている様子は胸をえぐられます。
国のトップに立つ人間の意向に左右され、国民は生存権も人権もない過酷な状態にされるなんて。
国のトップは、国民の安全な暮らしを保証することに尽力するなんてことはもう理想論なんでしょうか。
直接的ではないかもしれないけれど、命に係わる問題は身近にも有ります。
まず、沖縄辺野古の工事に、国が代執行を行うこと。
これは、国が定めた「地方分権推進法」に国自身が逆らうことです。
もう何が何でも、決めたんだから! と、ねじ伏せるやり方は、今後沖縄だけでなく、この件を前例として日本の各地に波及することと思います。
辺野古の工事予定地にはマヨネーズ状の軟弱地盤があるとのこと。でも、決めたんだから工事するんだと。
コップにマヨネーズをにゅるにゅる入れて、そこに割りばしを刺してみました。
割りばしは、しばらくまっすぐでしたが、そのうちだらしなくコップのふちに寄りかかってしまいました。
まるで稚拙な実験ですが、こんな感じでは?と思います。
コップ一杯に割りばしを刺せば動かないのは当然だけど、それはコップの「ふち」があるから。
話は飛ぶようででも、関連してるので、稲城の南山の「高盛土工事」の事ですが、40メートル超の高さの高盛土工事は進み、もう一か所の高盛土に着手しているようです。
さらっさらの稲城砂が存在する崖の工事は、新手法で固めながら工事を行って出来上がってきましたが、まあ費用のかかること!当初経費予想は今、2倍強の金額に膨らんでいます。
将来にわたり、安全な盛土であることを願うばかりです。
沖縄の辺野古における工事も、きっと最先端の技術を屈指して行います、ということなのでしょうが、その費用と完成までの期間は南山の例で行けば、間違いなく増額と延長を繰り返すと思います。
工事完成まで、普天間基地は今のままズルズルと存続させるのは、あまりに無策です。
辺野古を差し出したことにも異議ありだけれど。
果たして来年はどのような事が起きるのか・・。
急にここで個人に立ち返って。
来年は家のメンテナンスと、私のメンテナンスも行おうと思っております。
まだまだ、行くよ!