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●メルマガ【 PUBLICITY 】紹介: 古川琢也さん『ブラック企業完全対策マニュアル』

2013年06月18日 00時00分38秒 | Weblog


「クソッタレ文春」(『●『別丁 石川真澄 という人がいた』読了(3/3)』)に関わる記事なので引用したくはなかったが・・・、zakzakの記事(http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130607/dms1306071136014-n1.htm)。ブラック企業ブラックジャーナリズムの闘い?

  『●働くとは何か? 死ぬために働く・・・・・・
  『●「利益率の向上」だけのために働かされる・・・・・・
  『●企業の貯金250兆と「働くとは何か?」
  『●格差社会を助長するトンデモな「ト」理論=トリクルダウン理論
  『●アベノミクスの宣伝に騙されて彼らに投票してしまえば、待っているのは格差社会

 ひさしぶりに竹山徹朗さん(ツブヤキ綴老@offnote_)(『【メディアとつきあう12の方法】 Quid haec ad humanitatem』、http://htl.li/lMa8F)の「PUBLICITY」を受けとった。『【 PUBLICITY 】 1930 :本の紹介~古川琢也『ブラック企業完全対策マニュアル』』を以下に引用させて頂きます。
 ブラック企業と聞いて思い浮かべたのは、まさにココでしたね。「働くって何?」をずっと考えさせられています。

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【 PUBLICITY 】 1930 :本の紹介~古川琢也『ブラック企業完全対策マニュアル』

【PUBLICITY 1930】2013年6月7日

本の紹介~古川琢也『ブラック企業完全対策マニュアル 現代の無間地獄』

▼ずいぶんご無沙汰しております。ってもう一年以上? 時の
経つのは早い。
まとまった時間がとれなくなり、メモがわりにツイッターでつ
ぶやいてばかりいるので(しかもほとんどリツイート)、名前
も「ツブヤキ綴老(テツロウ)」に変えました。

▼さて、長い文章が書けないのだが、ぜひ紹介しておきたい本
があったので、超久々の発信。
古川琢也『ブラック企業完全対策マニュアル 現代の無間地獄』
力作である。帯の「生き残れ!」という言葉も、誠実で切実な
前書きも、心に残る。「新書」という形態はこのように活用す
るものだ、というお手本でもある。
この本の目的は一つ。「過労死を防ぐ」。そのために書かれた。
「過労死を防ぐ」ための具体的な知恵が、これでもか、これで
もかと詰まっている。「闘争」の書であり、人間としての「尊
厳」を守るための一冊だ。

▼「今、ツライ人」にこそ手にとってほしいし、「ブラック企
業」という言葉を「耳で知っているだけの人」にも読んでほし
い。
無知が悲惨を生む知が希望を生む

▼で、「過労死防止基本法」を制定しよう、という署名がある。
目標が100万筆で、6月6日現在で43万6612筆だそう
だ。くわしくは「全国過労死を考える家族の会」を中心につく
られた

「“ストップ!過労死”実行委員会」
  http://www.stopkaroshi.net/index.html

があり、ここで署名用紙のダウンロードもできる。
「過労死」が「karoshiで通じるようになって20年以上経つ
なんてことも知らなかった。

湯浅誠の賛同の声を引用しておく。
――――――――――――――――――――――――――――
社会の二極化と格差拡大・固定化は、総理をして中間層の回復
を唱えさせるに至っています。低所得化や雇用の不安定化が高
まる中、人々は「なんとか振り落とされないように」と会社に
しがみつき、その結果として心身の健康悪化を招くに至ってい
ます。その極北にあるのが「過労死」だと思います。
他方、企業に自分の生活を預け、企業にしがみつく以外の暮ら
しを求める人たちが「我々は99%だ」と声を上げ、それが世界
的に広がり始めてもいます。
「NOと言える労働者」になるためには、それを可能にする条件
を社会が作らなければなりません。「過労死防止基本法」制定
の取組は、社会の取るべき責任から逃げない、責任ある行動の
一つだと思います。
――――――――――――――――――――――――――――

▼『ブラック企業完全対策マニュアル』を書いた古川とは、何
度か話したことがあるが、マジメな記事を書く堅実なライター
である。この竹山が、いや、綴老が責任をもってオススメする
。ぜひ、本屋で手にとってほしい。

2013年6月7日 ツブヤキ綴老

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http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130607/dms1306071136014-n1.htm

ワタミ会長、ブラック企業報道に「訴える」 週刊文春の特集記事念頭に
2013.06.07

夏の参院選比例代表に自民党から出馬する飲食店チェーン「ワタミ」の渡辺美樹会長(53)が6日、一部週刊誌が同社を「ブラック企業」と報じたことに対し、法的措置も辞さない考えを明らかにした。

 渡辺氏は同日、自らのツイッターやフェイスブックで「本日の一部週刊誌記事は、明確に事実と異なる点があり弁護士を通じて対応いたします。尚、今後も事実に基づかない記事掲載等には、毅然とした対応をして参る所存です」と表明した。相当腹に据えかねたようだ。

 念頭にあるのは、同日発売の「週刊文春」(6月13日号)が掲載した、「ワタミ渡辺会長は“Mr.ブラック企業”これだけの根拠」と題する、3ページにわたる特集記事だ。

 同誌は、ワタミグループ全社員に配布される「理念集」や、採用担当者向けの想定問答集に当たる「質疑応答」に、「365日、24時間死ぬまで働け」、休日について「休みがあっても、自分の意志で出勤する社員もいます」などと書かれていると紹介。渡辺氏が研修時に「(勤務をしている)12時間のうち、メシを食える店長は2流だと思っている」と語っていたり、社員の勤務状況などを根拠にして、同社を「典型的なブラック企業」と断じている。

 そのうえで、「Mr.ブラック企業の渡辺氏に出馬要請した安倍(晋三)首相、公認した自民党の責任はあまりに重い」と結んでいる。

 この場外戦は、参院選にどう影響するのか
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