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— achikochitei (@achikochitei1) August 30, 2019
保阪正康も高齢になってきたが、この本は彼のこれまでの長い執筆活動のある意味のまとめとして今年の3月19日に発行された新しい本だ。内容の一部立ち読み。
昭和天皇と平成天皇を制度の中で一般的表面的な役割を果たした方と捉えるのではなく、生きた個として自らの任務を模索し行動した方と捉えての記述は筋が通った現代史を作った。
一読をお勧めします。
出版社の:内容紹介
平成は後世どのように総括されるか。政治の劣化、オウム真理教事件、天災と人災……。
その始まりでバブル崩壊に直面し、長く続く経済停滞はこの時代に暗い影を落とす。
だが、「停滞」や「閉塞」といった言葉だけで、平成は語られるものなのだろうか。
昭和との因果関係をふまえ、平成という時代の深層を読む。
保阪正康プロフィール 新潮のサイトから引用。
1939(昭和14)年、北海道生れ。同志社大学文学部卒業後、編集者などを経てノンフィクション作家に。『昭和史七つの謎』『昭和陸軍の研究』『医療崩壊』『愛する人を喪ったあなたへ』『あの戦争は何だったのか』『田中角栄の昭和』『真説 光クラブ事件』「昭和史の大河を往く」シリーズ『昭和の怪物 七つの謎』など著書多数。とくに昭和史、医療問題に関する作品に定評がある。2004(平成16)年『昭和史講座』の刊行で菊池寛賞を、2017年『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞。
引用元と詳しい著作リスト⇒こちら。
外房線沿線にある「土気」、初めて聞く地名だ。読み方もわからなかった。そこに「ホキ美術館」がある。
赤丸印の所が土気。場所の紹介⇒地図の引用元。
ホキ美術館は日本で唯一の写実絵画に特化した美術館だ。日本の写実絵画作家とスペインの写実絵画作家の作品には
自ずからなる違いを感じた。
それは面白い違いだった。片方には浮世絵の伝統を感じ、片方には宗教画の伝統を感じた。
圧倒的なボリュームの展示を見終わると少し疲れを覚えるほどだった、絵はあまりに緻密で
作家は一年に一作か二作しか制作出来ないという。その作家の集中したエネルギーが作品の中から
静かにあふれてくる。樹木も海も波も女性たちもその質感が凄くて絵の前でしばし佇んだ。
写実絵画は絵画の原点なんだと思った。
三人会の鎌倉からのHTさんも田無からのMさんも遠路はるばるご苦労様でした。
千葉駅で外房線に乗り換えた。
連絡があったので返却期限がきた本4冊をもって夕方出かけた。
外に出ると吹く風に秋の気配があった。カウンターで手にした「西洋の自死」はどっしりと重く500頁を越える厚い本でまたもたじろいだ。
図書館からの帰りにウォーキングを兼ねて商店街ルートを取ると、前から気になっている店の前を通る。店はまだ開店早々のようで客がいなかったが喉も乾いたので入ってみた。
炭焼き串焼きがメインの店のようだがメニューを見ると大衆酒場のメニューだった。
タコ刺しで芋焼酎のロックを頼んだ。タコ刺しは新鮮で旨かった。5分もしないうちに客が一人はいってきて、隣の席に座った。
「ちょっと涼しくなりましたね」と声をかけると気さくな態度で応じてくれた。話していくと土地生まれの土地育ちの常連さんだと言うことがわかった。
おおらかな、気持ちのいい人だった。商店街の歴史を教えてもらった。また2年ほど前に引っ越してきたことを話すといい街ですよここはといろいろ話が弾んだ。
そのうち新たに二組の客が入ってきたが皆さんがこの先客に挨拶していた。みんな知り合いの人たちのようだった。私はいい人に出会ったようだった。
もう一杯ロックを飲んで串焼きを頼むと炭火で焼いているせいか抜群に美味かった。
「この店のマスターは毎朝自分で築地に仕入れに行っているから、何を食べても間違いない味でしょう」と彼が言った。
外から見たらなんか若い人向けの飲食店のように見えて大衆居酒屋とは思はなかったが、この店の味は大衆酒場の中でも割烹店と言ってもいいレベルだと感じた。
これからも図書館の帰りにはよく寄ることになりそうだ。
帰宅してパソコンで見たら店のブログがあった。中の歴史のサイトを見ると
「初代店主 伊三郎が江戸川区小松川にて、総本店(墨田区京島)から、のれん分けに依り、大正10年酒店(後に酒場を併設)を開業する。
昭和20年3月10日の米国による東京大空襲で焼け出され、現在地に引っ越し、大衆酒場として営業を始め現在に至る。現在は三代目」とあった。
「西洋の自死」
出版社のサイトの内容紹介:
出生率の低下、移民問題、増幅する社会への不信感、自己嫌悪感など、今日の欧州大陸を覆う閉塞感は、人々が自身の社会について議論したり社会変化に対抗する力を弱体化させ、欧州は自壊への道を進んでいる。
著者は、シリア難民や移民問題をめぐって、ベルリンからパリ、ギリシャなど欧州を横断し、難民、歓迎側、拒否側など、様々な立場の人々を取材しながら、独自の視点で、今日の欧州が自らを追い詰めていく人口的・政治的現実を分析。
欧州各国がどのように外国人労働者や移民を受け入れ始め、そこから抜け出せなくなったのか。
マスコミや評論家、政治家などのエリートの世界で、移民受け入れへの懸念の表明がどのようにしてタブー視されるように至ったのか。
エリートたちは、どのような論法で、一般庶民から生じる大規模な移民政策への疑問や懸念を脇にそらしてきたのか。
欧州が前提としてきた「人権、法の支配、言論の自由」をコアとする啓蒙主義以降の西洋近代が潰えていく様を描く。」
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— achikochitei (@achikochitei1) August 27, 2019
今回、日本がトウモロコシを購入する背景には、米中貿易摩擦がある。アメリカと中国がお互いの輸入品に関税をかけあった結果、アメリカ産の農作物などの対中輸出は減少している。
トランプ氏は2020年に大統領選挙を控えていて、農家の支持率も意識したとみられる。
一方で、時事通信によると、日本政府は民間に対する輸入支援措置を講じる方向で検討している。
トランプ氏の発言から、米中貿易摩擦で輸出できなくなったトウモロコシを、日本が“肩代わり”する格好がより鮮明になったといえる。
米中摩擦で余ったトウモロコシ、日本が“肩代わり“。トランプ大統領「日本は民間が政府の言うことを聞く」 https://t.co/hncHgxiWmc
— achikochitei (@achikochitei1) August 27, 2019
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