6月2日

2016-06-02 | Weblog

毎週だったかな?木曜日の朝日新聞に、「福岡伸一の動的平衡」と言う記事が載ります。生物学者の視点での文章に始まるのですが、最後は人間の営みとその精神性にじんわりと響いてくるのです。「文章の上手い人だなー」と思ったのは、フェルメールについて書いた「光の王国」を読んだ時からでした。今朝の朝日新聞の文書も、実に心に響くものでした。

新聞の同じ紙面には、漱石の「吾輩ハ猫デアル」が掲載されています。中学生の頃に読んで、小説の楽しさを知った記念すべきものです。久し振りに読み直してみると、「こんなにも面白い魅力的な内容だったのかー」と、改めて驚きます。

オバマ大統領の広島訪問におけるスピーチは、何を語るのかと随分期待されていました。長いスピーチではありましたが、どれほど多くの人たちの心を動かし、その胸に染み入ったでしょうか?核廃絶の気持ちは分かったけれども…。

人の心にじんわりと染み入り長く留まり、人生をかえる程に魂を揺さぶるような言葉や文章は、どうやって発せられるのでしょうー。


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