2020.3.31

  弥生３月最後の日です。今年はコロナに始まりコロナで終わる感がしますが、その勢いは衰えるどころか更に増し、この１か月はまだ助走に過ぎなかったかの様相です。日本の死者もとうとう７０人となり、感染者も３０００人に達しるのも時間の問題になってきました。万単位のヨーロッパに比べると少ない数字ですが、市中には感染者が跋扈していると想像されます。何時誰が発症するか？疑心暗鬼の日々が続きます。

こんな中で、延期が発表されていた五輪の日程が決まりました。オリンピックは来年の７月２３日に、パラリンピックは８月２４日からということのようです。新型コロナの終息は、今だ先の見えない状態ですが、選手たちには目標が明確になって良かったとは思います。

桜の花見も海外渡航も自粛、夜の飲食会合も控えるようにと言われていますが、４月からは会社も学校も新年度を迎えます。それらは無事に始動するのでしょうか？専門家委員会とかの見解は、かなり切迫した状況を提言しているようです。２月の初め位に、ピークは３月４月頃、と言っていたのを思い出します。一個人としては、家で静かに感染回避をするしかないかなー？この有り余る時間で、家の片付けでもしながら。

2020.3.30

 今朝も、ひとしきり情報番組を見てからネットにアクセスしてみました。ネットでは「志村けんさんが死亡」と。先日、新型コロナに感染し肺炎で搬送されたとのニュースを聞いたばかりでしたが…。東京周辺で日毎に増える感染者数が報じられ、医療崩壊をきたさない手立てが急務だ言われているさなかです。

イタリアでは、この３月ひと月足らずで１万人を超える死者が出ていると。一万人という人間の死は、ちょっと想像ができません。その中に身を置くと、その社会はどんな状態なのか？ミラノの大聖堂前やベネチアのゴンドラの風景映像に人の姿がありません。

そして日本。死者の数は昨日までで６６人ですが、志村けんさんが６７人目になるのでしょうか？まだ日本では十分な看護体制の下ではあっても、短期間で死に至ってしまったことに驚きと、残念さで一杯です。７０才だったんですねー。戦後の高度経済成長期を笑いで牽引してくれた一員として、その功績は大きいと思います。日本を元気にしてくれました。サラリーマンの父は、ドリフノターズの笑いが大好きでした。思えば、彼らから元気をもらい明日の活力にしていたんだなーと。近年は動物たちとの温かいふれあいを通した人柄に好感を持っていたものです。ご冥福をお祈りいたします。

新型コロナウイルスは高齢者が重篤になると言われているものの、若者にも多く感染している筈です。若者は症状がなくとも行動の規制を自らに課してほしいものです。みんなで知恵と他者への配慮を考えて自己管理しましょう。それが、この社会を円滑に持続させることにつながると思うのです。

 

2020.3.28

 暖冬で早いと言われていたのに、結局当地の桜開花は例年並みになってしまいました。よって、この週末もまだ見ごろには至っていません。東京上野公園の桜は、満開をやや超えようとしているようで、映像にはひらひら散る花びらと共に若葉も垣間見えます。が、桜のトンネル風景には人波がありません。初めて見る光景です。土日の外出自粛が要請されたのです。とうとう東京もか…。

イタリアでの死者が９０００人越え？とか。アメリカの感染者も８万人越え？とか。東京の感染者も、先日来１日に４０人越えになりました。新型コロナウイルスの勢いは、これから日本列島を席巻していくのかなーといった感じですが、自分の取るべき手段はとにかくウイルスの餌食にならないように人混みに行かないことだと肝に銘じています。

自由時間の多い者としては、スーパーも平日の空いている時間帯に行こうと思っていますよ。問題は運動不足ですねー。特に用事がなくても、１階と２階を行ったり来たり、掃除機を引きずったり（ルンバでなくて良かった!!）台所に長時間立っていたり（食洗器がなくて良かった!!）そんなこんなでカロリー消費と筋力アップに努めようと考えています。

今、プランターのチューリップ達が次々と花を咲かせてくれています。昨年植えておいて良かった!!薔薇の木も新葉が出てきています。草木に癒されます。

2020.3.25

とうとうパソコン壊れたかー？と思っていましたが、復活しました。やれやれです。そんなこんなしているうちに、桜は各地で開花が宣言され当地も桜の季節に突入です。ルンルンといきたい所ですが、今日は五輪の１年以内の延期が決まったとの発表がありましたねー。とうとう、五輪も飲み込んだ新型コロナ禍です。

今やヨーロッパで猛威を振るっているウイルスですが、あっという間にコロナはアメリカをも席巻しています。東京の感染者も日々増加傾向でいつ爆発的な流行になるか分らない状況ですねー。小市民としては、ただただＴＶやネットの報道を確認するばかりで、運動不足なのに家ご飯でしっかり食べる為、腹部が膨れていくばかりです。

今後は、様々な問題が山積しているわけですが、またまた知恵が試されますねー。どうやって山を越えていくか？考えるのは面白いではないかーと。どんな方法でこの山登ろうか？と思うと生き甲斐を感じます。

 

2020.3.20

 昨夜突然、「大阪と兵庫  往来自粛を」というニュースが流れました。改めて両県のコロナ感染者数を見ると、兵庫県が９３人にもなっていてびっくりです。大阪は１００人を超えているのは知っていましたが。両県知事がさや当て気味なのも気になりました。そんな場合ではないでしょう、と。

今日から３連休ですから、出かけたくなるのも無理からぬとことです。いきなりくぎを刺された感じですが、気が付けば１００人近い感染者数になっているのを見ると、やっぱり気を抜くとあっという間に爆発的に感染拡大するかも？とも思います。今のヨーロッパしかりです。イタリアの死者は武漢を超えたと。ドイツの感染者数も早くも１万人を超えているようです。

「不要不急」の外出を避けるということに、その効果や言葉の解釈に疑問を持つ人もいるようです。仕事がある、親の介護で病院に行くことになっているなどは、不要不急には当たらないでしょう。必要か否かは個人の判断です。今の段階では、個々人が良識ある判断で自らに行動規制をかければ良いように思いますが…。一人一人が自覚するだけでも、そうしないのとでは違いが出るでしょう。人から規制されることを好まない近畿圏人の人情があるように思われますが、「ここは、一つのやったろじゃないか!」と、啖呵をきって!!

2020.3.19

 春うららの季節になってきました。新型コロナの感染者は、３月初めに緊急事態宣言を出した北海道と東京や大阪といった大都市圏は感染者が１００人を超える人数になっているし、全く感染者が出ていない県は数県のみになっています。国内の死者も３８人にのぼります。それでも、ヨーロッパの急速な感染拡大に比べると緩やかと言えるでしょう。

イタリア、スペイン、フランスに比べて少なかったイギリスも、死者が１００人越えになり全土の学校が休校措置になったとか。こんな中、五輪聖火を日本に持ち帰る飛行機が、昨日東京を飛び立ちました。何のセレモニーもなく。現時点では、五輪は完全な形で開催するとのことです。

昨日は、街の本屋さんへ行きました。すごもり生活の必需品は本ですから。美容室にも行って髪を短くカットしてきました。今後、非常事態宣言でも出て外出禁止になれば困りますから、今のうちにスッキリしておこうと。街は、分厚いコートを脱いだ人達が結構歩いていましたねー。やっぱり春なんだなーと、ちょっと心も軽くなりました。

北海道の緊急事態宣言も終わりにするとか、徐々に経済活動の再開をしていきたいと。いい傾向だと思いますが、人々が安心して外出できる為には、医療体制や治療方法もいきぶんか目途もついてきたところで、多くの人たちが検査を受け日本全土は陰性者が多いことを印象づける必要があると思います。よしんば陽性者数が多くとも、軽症での完治が可能のようですから、死亡者を減らす努力をすれば、日本は安全な国だと証明できるのでは？五輪開催可能国だと言えるのでは？

2020.3.15

 今朝は寒い! 昨日の東京では雪が降ったそうな？名残り雪かなー。そんな中で、上野公園の桜が開花したと。随分と早い桜の開花です。当地はまだまだ蕾は堅そうですが、来週には咲くのかも？気温が上がると一気ですからねー。

この１週間で、スペインの新型コロナ感染者が５０００人余りになっており非常事態宣言が出されたとのことです。フランスでも店舗が閉鎖されたりルーブル美術館も休館とか。こちらも一気に来てます。ＷＨＯはパンデミックの中心は、今やヨーロッパだと言っています。

日本も欧州やエジプトからの帰国者の陽性者も出て、昨日だけで全国で６２人だかの感染者が出たと報じられています。何処も新型コロナの侵入を防ぐことは出来なかったようです。中国で起こったことを、ただ見てただけだったのでしょうか？ＷＨＯは、もっと早く地球規模的に警告を発して、対応するよう促すべきでしたねー。

グローバル化の進んだ社会ですから、物事は地球規模的に考えなければならないということを痛感します。その中でそれぞれの国や地域が、自国の産業構造を考え直して不測の事態に備える準備を綿密にしておくことが、結果的に人類社会を救うことになるのでは？。狭い範囲の利己的な利益を求める姿勢の転換を促す、新型コロナの出現のような…。

2020.3.13

 昨日の朝は、庭からホトトギスの声が聞こえてきました。今朝は？と思って耳を澄ましていましたが、次の場所に飛んで行ってしまったのでしょう。それでも昨日だけでも聴くことができて、幸せな気分が持続しています。

ＷＨＯが、新型肺炎を「パンデミック」だと言いました。世界中１００数か所で感染が広がり、イタリアではとうとう死者１０００人を超えてきています。この１週間程で、アメリカの感染者も日本のそれを超えました。日本も全国の学校を休業にしていますが、感染者は増加の一途です。クラスターと呼ばれる感染経路を見ると、そのつながりが明白になります。この広がりを阻止するには、早くこの道を断つことでしょう。症状がなくとも、心当たりのある人は自己申告して検査を受けましょう。

社会の生産活動に参画していない者としては、静かに自己管理に勤しむばかりです。外出を控え食事の手作りも増えました。手作りマスクも準備できました。自分の顔にフィットさせるのは結構工夫がいるもんだなーと改めて知りました。新聞の折り込みチラシもグッと減ってきて、ほぼ見るのはスーパーだけですねー。経済活動の停滞も心配ですが…。

昨日は、ギリシャでオリンピックの採火式(？)がありました。オリンピック聖火リレーの始まりです。ニュースからもわくわく感が伝わるはずですが…７月２４日の開幕は？？？こんな展開になるとは、お正月には考えられなかったことです。

発端の中国では、新型コロナが沈静化に向かってきているようでホﾂ！ですが

 

 

2020.3.11

 あれから９年が経ったのですねー。東日本大震災の大津波と原発事故。記憶の風化が言われますが、決して忘れられるものではないです。ＴＶの映像で見ただけの者ですが、あの衝撃はわが人生で最大のものでした。

９年たっても、今なお避難者は４．７万人余りおられます。行方不明者も２５２９人も。やっと、海岸沿いを走る常磐線が、この３月１４日に全線開通すると。東京五輪は復興オリンピックと銘うっていますが、復興はまだまだです。その五輪が、今度は見えないウイルスとの闘いの渦中にあります。まるでまだ復興五輪は早いよと言わんばかりです。

現在小学低学年の子供達は、津波を見ていません。原発にヘリで水を投下する光景を見ていません。今は映像があります。成長過程に配慮しつつも是非映像を見せて、感情を共有し考えさせてほしいと思います。追悼の気持ちと教訓を次世代につなげる教育が必須だと思うのです。

いつか訪れたポーランドのアウッシュビッツ・ビルケナウでは、多くの若者を見ました。学校教育の一環として、在学中に必ず訪問することになっているとのことでした。人類の負の遺産も自分の目で見て感じることが大事だと。

近い将来、東北の海岸線をたどる旅をしたいと思います。

 

2020.3.9

 今日は４月の陽気だと。太陽は燦燦だし温かくて、まさしく春たけなわの様相です。しばらく忘れていたくしゃみが出ました。そうだ!! 花粉が飛んでるんだーと思い出しました。花粉症のニュースは、すっかりコロナに取って代わられましたねー。花粉症なんて、たいしたことでも無かったんだなーとも。

ここにきて、アメリカの新型コロナ感染者が急増しているようです。先週のスーパーチューズデイの様子が報じられていましたが、この密集した人たちの熱気は危険だなーと思っていました。こうも無防備な様子では、あっという間にコロナが蔓延しだすのでは？と。イタリアもミラノやベネチアが都市封鎖になるというではないですか？

今日の日本の株価は、２万円を切ってしまったようです。経済も先が見えません。さてさて人類の行く末はどうなっていくのでしょうか？大きなうねりに身を任せ、ユタユタ浮いているしかないですねー。手作りマスクはミシン縫いにすると鑑賞に堪えうるものになりました。でも、もう少し自分の顔にフィットするように改良しましょう。更なる向上欲がでてきますねー。うふ。