テアトル十瑠

1920年代のサイレント映画から21世紀の最新映像まで、僕の映画備忘録。そして日々の雑感も。

つぶやき about 「スラムドッグ$ミリオネア」

2011-06-29 | つぶやきメモ
 「スラムドッグ$ミリオネア」に関するその後のTwitterのつぶやきを(微修正後)転載しました。

(↓Twitter on 十瑠 から

「スラムドッグ$ミリオネア」は編集テクニックも華麗だったなぁ。複数の時間軸の切り替えにマッチカットが使われたり、個別にはスローモーションにジャンプカット、TVCMで観たような遠景のコマ落としとかも。それと、ジャマールの子役の子が上手くて可愛かったぁ。
 [6月 27日]

「スラムドッグ$ミリオネア」は、監督がイギリス人だから作れたインドの裏の顔という側面がある。同じくイギリス人のジョン・シュレシンジャーがアメリカで「真夜中のカーボーイ」を作ったように。ラストのエンドロールでのダンスは、そんなよそ者に対する嫌悪感をかき消す意図があったのではないですかな。
 [6月 28日]

常識的にはあり得ない事を、少しだけ描いてみせる、そんな所もあるのが映画だ。強すぎる「ダイ・ハード」の刑事、優しすぎる「善き人のためのソナタ」の秘密警察官、運が良すぎる「ミリオネア」の少年・・・。ファンタジーの中の真実、それを見抜けなければ映画を観る意味はない。
 [6月 28日]





 

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