「 甘樫丘より望む」
毎日まなかひに仰ぐ二上山といえば壬申の乱、悲劇の大津皇子を思い出す。様々な説があるが大津皇子の謀反計画は、事実無根の可能性が高いと言われている。
大津皇子の謀反計画を密告したのは盟友、川島皇子であったともいわれる。万葉集を学ぶと歴史に背景が見えてくる。関係の系図を開いてみるとよくわかる。
二上山の雄岳には大津皇女の墓所があるが、有力なのは当麻寺の付近にある鳥谷口古墳のようであると学んだが?
様々な見方があるので、清張通史「壬申の乱」に真相を独特の見方で再現していので読み直している。ロマンや虚実ありで興味深い二上山を眺めながら往時にタイムスリップしている。