67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

こんなアクセサリーにも目を向けたい!

2010-03-20 05:46:16 | フォトライフ




 皆さん、これな何かわかります???。
 60年代中期以降のカメラでは内蔵が当たり前のセルフタイマーは、撮影者自身が被写体になりたい時や、スローシャッターを使う時の手ブレを防ぐために用いられる重要なメカニズムですが、当時のコンパクトカメラや一眼レフでも60年代初頭のモノには搭載されていません。そういう場合に、本日アップのような外付けセルフタイマーを使います。皆さん子供の頃に、「ジッジッジッ」と音を立てながら回転しシャッターが切れる場面を経験した事があるのではないでしょうか?。ちっちゃな機械ですが、ゼンマイ仕掛けで先端から芯がゆっくり出て来て素早く戻るという動きをするだけなのですが、この芯の動きでシャッターが切れるんです。無茶苦茶キュートなフォルムですし、裏側を見るとしっかり主張している金属製の精巧な作りに惹かれてしまいます。



 実際は、こんな格好でシャッターのレリーズボタンの穴にねじ込んで使用します。タイマーを巻いて、シャッターをチャージし露出を決めたら横に飛び出したボタンを押すとスウィッチが入り回転しながらタイマーが戻ります。徐々に芯が出て来てシャッターが切れ赤い三角マークと丸マークが合致すると芯が戻るのです。まあ、あまり頻繁に使う機械ではないですが一眼レフ黎明期の気の利いたアクセサリーだとは思いませんか???

キャンパー今昔

2010-03-19 05:03:39 | Volkswagen
 フォルクスワーゲン社が商用車トランスポーターがこの15日に初代発表から60周年になると発表しました。初代タイプ2は1.1リットルエンジンでもちろんビートル(タイプ1)と同じRRで最高速96km/hをたたき出したと言います。その愛らしいルックスが最高で、いろんな細かなモデルが製作されて来ましたよね。特にキャンパーは初の自走式キャンピングカーとして画期的なフォルムと使い勝手の良い家具が絶妙に配置され、美しい個体は今でも相当高額で取引されています。画像右は良く見かけるタイプ2キャンパーで、ウエストファリア製のものですよね。自分のキャンパーとほぼ同じ形状のものです。ベージュやグリーンのモノトーンの配色が主流ですがツートンも可愛いですね。

 さて、左が現行キャンピング仕様のカリフォルニアです。2.0リットル直列4気筒ターボディーゼル「TDI」を搭載して最高速191km/hと言いますから凄いですね。といっても国内ではあまり見かけないですよね(都会はおおいのかな?少なくても高知ではみたことないぜ!。)。国産のミニバンを購入するぐらいなら、少し奮発してこんな選択肢もありかな?なんて思います。

 まあ、どんなにVW社が頑張ってもアーリーキャンパーのファニーな印象のマスクは作れないでしょうけど・・・。

日本編集のセルダン・パウエルがいい

2010-03-18 04:04:36 | jazz & vocal

Seldon Powell
(日本コロンビアSL-5049-RO)


 決して有名な画期的なプレイをするサックス奏者ではないですが、楽器は良く鳴るしスウィンギーな曲では乗ったプレイを、バラードではサブトーンを生かしたプレイと変幻自在、豊かなテクニックに裏打ちされたプレイはソツがない、本日の主役セルダンのスタイルを言葉にするとこんな感じでしょうか?彼はサドメル楽団でも活躍し、楽団の日本好演にも参加したテナーサックスプレイヤーです。そのプレイはジャジーで、充分にジャズファンを満足させてくれるのではないかと思います。本日は日本コロンビアにルーストの版権が会った頃、同社が粟村氏の監修でリリースした名前がそのままタイトルになっている一枚をアップいたします。

 セッションは2つのグループからなりA面がノネット、B面がセクステット編成です。ノネットはJimmy Nottingham(tp), Bob Alexander(tb), Seldon Powell(ts ), Heywood Henry(bs, as), Pete Mondello(bs, as), Tony Aleas(p), Billy Bauer(g), Arnold Fishkin(b), Don Lamond(ds)、セクステットがJimmy Cleveland(tb), Seldon Powell(ts), Roland Hanna(p), Freddie Green(g), Aaron Bell(b), Osie Johnson(ds)のパーソネルです。元々のルースト2205がA面、ルースト2220がB面に収録されています。A面の"Why Was I Born"や"Autumn Nocturne"のようなスローバラードも良いですが、ハイライトはやはりB面セクステットの演奏だと思います。A面に比べれば良く知られた、それもかなり渋いメンバー構成でグリーンのザクザクリズムギターがサウンドに花を添えているのは言うまでもありません。監修の粟村氏が絶賛するB-1の"Sleepy Time Down South"はサッチモ以外では出色の出来らしいです。他にも個人的に好きな"Undecided"や”I'll Close My Eyes" 等が収録されているのもうれしいですね。

 所有盤は前述のように日本編集ですので国内盤です。オリジナルはルースト2205, 2220です。2220はFSRで所有しておりますが見た事のない2205のオリジナルカバーも気になります。とはいえ、この日本盤カバーも相当カッコいいでしょう!?。残念ながら、棚から出ていた左側が3cmほど日焼け変色してしまいました。

こんな露出計も嬉しいものです!

2010-03-17 00:00:24 | フォトライフ


 古いアナログカメラには露出計を内蔵していないタイプが結構あります。自分の所有するオリンパスやペンタックスのなかにもこういったものがいくつかありまス。一部のもの、例えばペンFやペンタックスSVなどは専用の外付け露出計が存在しますが、結構高価ですし、入手には苦労します。これ以前のマニュアル機、例えばオリンパスペンやペンS、ペンタックスで言うとS2なども露出計を使おうと思うと単体メーターを必要とします。まあ、リバーサルでとる訳でもないのでシビアな露出制御が必要かといえば、そうじゃなかも知れません。でも機械としての単体露出計には妙にレトロで惹かれるところが多いのも事実です。

 これをポケットに忍ばせておいて、ちょいとカンニングして露出をはかり、カメラにセットして撮影する面倒臭さに捨て難い魅力を感じてしまうのが、やはり病気です。丁度、コールマンの古いガソリン火器のポンピングのような儀式にも通じるものがありますね。



 本日アップしたのはセコニックのMICROLEADERという70年代のメーターです。トップが表側、上図はその裏側です。このクロムの蓋の中にSR-44を入れると大体他の露出計と近似した値をたたき出しますので大したものです。Cdsタイプなので電池管理が必要ですが、こういったメーターを首から吊るしてカメラを構えるのがまたいいじゃないですか!?

カバーの方が内容より有名でしょ!

2010-03-16 05:00:38 | jazz & vocal
Lush Life/Joe Mooney
(Atlantic 1255)


 れっきとしたジャズボーカルアルバムであるのですが、このジャケットは本で見たことがあるがなかなか購入してムーニーのボーカルを楽しんでおられる方は少ないのではないでしょうか?裸婦を描いたカバーイラストがとにかく有名でカバーの方が先歩きした典型的アルバムだと思います。1911年、ニュージャージー生まれの男性ボーカル、これも知ったところで再びレコード棚に返してスルーを繰り返しているのかもしれません。ピアノ、アコーディオン、オルガンもプレイし、弾き語り風に歌うボーカルもいいものです。

 本日はこの有名なアトランティック盤です。Joe Mooney(org, vo), Lee Robinson(g), Milt Hinton(b), Osie Johnson(ds)のカルテットです。カバーさながらの甘い声でバラード中心に歌う構成で、本人によるハモンドオルガンがかなり効果を上げています。A面では冒頭の"Poka Dots And Moonbeams", A-4の"Lush Life", A-5の”Love Is Here To Stay", B面の"Tha's All", B-4の"My One And Only Love", オーラスの「ジョーンズ嬢に会ったかい?」など通好みの渋いスタンダードがチョイスされているのがうれしいですね。

 所有盤はアトランティックのブラックラベル、シルバーロゴのモノラルオリジナル盤です。アトランティックの音はやや貧弱な印象は否めませんが、このコーティングが効いたオリジナルカバー、有名なのはわかりますよね!

ODEONにもあったシルビアのジョビン集

2010-03-15 00:00:28 | jazz & vocal

Amor De Gente Moça/Silvia Telles

(Odeon MOFB3084)

 そろそろ、暖かくなって来たので久々にボサでも聞いてみようと言う事で取り出して来たのがシルビア・テレスです。シルビアについては31才と言う年齢で自動車事故で夭逝した伝説のボッサシンガーです。ボッサを代表するインディーズ、エレンコレーベルを創立したオリベイラのワイフでもありますよね。日本ではアストラッドに知名度、人気ともに劣りますが、ボサの歴史を紐解けば必ずや遭遇する重要なシンガーです。前回はエレンコ盤のジョビン集をアップいたしましたが、今回はオデオンに録音されたジョビン集をアップしてみます。

 このアルバムはエレンコのジョビン集ほど人気曲がないですが、ガヤの荘厳な編曲が印象的です。A-1の彼女の愛称とも言うべき"DINDI"で始まります。A-3の"Discusado"もジョビンらしい佳曲ですね。A-4の"Sem Voce"の優雅なバラードへの絶妙な対応を感じられます。個人的に最も好きなのはB-3の"A Felicidade"です。曲調も良いし、シルキーボイスで唄うシルビアが最高に良いですね。

 シルビアとしては3rd アルバムになると思いますが、ジョビンの曲作りの上手さはピカイチですね。エレンコのジョビン集よりは前の録音ですが、多色刷りのカバーの豪華さも魅力です。

復活の照明付きDサイン

2010-03-14 04:06:19 | Volkswagen


 3/13は日頃酷使している66bugの細かいリペアのためフラットパワーに行って来ました。先ずはオイル交換です。結構スラッジが多いのか、汚れています。センターボルトには鉄粉が付着していましたし、換え時でしたね。そしてトップ画像の照明付きDサインです。このパーツは有名なパーツですがオリジナルは異様に高価ですよね。



 自分のはリプロですが、電球の接触が悪く分解して配線をチェックしてもらいました。オリジナルの構造は不明ですがこのリプロでは底板にプラスティックのDプレートを固定するステーが溶接されています。ところが点灯すると、このステーが影で入ってしまい光った”D”文字の後ろに“X”型の影が入るのが難点でした。今回、分解を契機にこのステーを折り曲げ周囲にスポンジを入れてみました。結果、大満足のLighted "D"signに変身です。やった~!!!



 エンジンルームを覗いていると、フューエルフィルターが変色して気味が悪かったのでこれも交換です。





 あとはブレーキペダルのパッドのはずれかかりの修繕、左のシェブロンのマッドフラップの”矢”がはずれかかっていたので修正し戻しました。周囲の黒いゴムが硬化し飛び出していましたがマイナスドライバーで押し込んでもらいました。細かい修理でしたが、プロにやってもらい大満足の帰宅となりました。笠岡に向けて準備は着々ですが、いかんせん塗装がねぇ・・・。これはいかんともし難いですね。今年から青空駐車ですし、自分の手許に着てからもう10年選手ですから・・・。

これは粋な中間派セッションだ!

2010-03-13 00:00:28 | jazz & vocal
Jazz Goes Broadway/Elliott Lawrence
(Vik LX-1113)


 オムニバス構成のアルバムは下手するとアルバム全体のコンセプトが散漫な感じになってしまう場合がありますよね。ところがあるテーマを決めて、同じ香りのするプレイヤーが集まったセッションでは時にたぐいまれな統一感を出してくれる場合もありますよね。本日のアップはこんな成功例の一つかもしれませんね。RCA/VIK系の中間派プレイヤーが集いブロードウェイの人気ミュージカル曲をやったアルバム"Jazz Goes Broadway"です。

 2つのセッションからなりいずれもElliott Lawrence(p)が中心になっており、彼のほかにJimmy Cleveland(tb), Art Farmer(tp), Don Lamond(ds), Qene Quill(as), Chubby Jackson(b), Al Cohn(bs), Zoot Sims(ts)のオクテットとUrbie Green(tb), Zoot Sims(ts), Chubby Jackson(b), AlCohn(bs), Nick Travis(tp), Hal McKusick(cl), Don Lamond(ds)のノネットの演奏です。演奏曲はA面5曲、B面5曲の計10曲構成で各曲でソロイストを決めてフィーチャーする方式で進んでいきます。A面は-"Jubilation T. Cornepone"(Jimmy Cleveland), "Just In Time"(Al Cohn), "Big D"(Art Farmer), I've Grown Accustomed To Face"(Zoot Sims), On The Street Where You Live(Elliott Lawrence), B面は”Mack The Knife"(Gene Quill), "Joey Joey"(Urbie Green), "If'n"(Don Lamond), Look At"er(Hal McKusick), "Standing On The Corner"(Nick Travis) の計10曲で各人のスウィンギーなソロが展開されます。個人的にはAl Cohnのバリトン、Hal McKusickのクラリネットが好きですよね。あまり知られてないですが、この手の中間派的なプレイを愛するジャズファンは必ず楽しめるアルバムではないかと思います。

 所有盤はVIKのオリジナルモノ盤です。あまりいけてないカバーですが演奏はこの路線が好きなファンには応えられない一枚なのかも知れません。

桜が咲いたぞ~

2010-03-12 20:14:39 | Weblog
 気象庁は、3/10、今年の高知の桜の開花宣言を行いました。これは沖縄、奄美地方を除くと一番早い開花だといいます。どうやら沖縄奄美地方の桜は本土とは種類が違うそうですね。3/10というのは平年より13日も早いんだそうです。高知の標準木は高知城公園にある桜だそうですが、そこの桜が咲いたら開花宣言があるみたいです。今朝になって、女房が「市役所の桜が咲いたよ!」と教えてくれたので早速デジイチを持ち出して撮影してきました。朝の気温は結構低く、本当に咲いているのかと半信半疑でしたが、ほとんどが蕾でしたがポツポツと開花した花びらが可憐でいいですね。満開はまだまだ先ですが、毎日の通勤ルートですし、しばらく楽しめそうです。

バイアスタイアの空気圧

2010-03-12 05:42:48 | Volkswagen


 普段から自分の足としてがんがん使っている66bugですが、タイアにはファイアストンの560-15/1インチホワイトリボンを履かせています。ミッドシックスティーズのbugにはこの1インチバイアスタイアが最もいい感じと信じ購入以来ずっと愛用しているタイアです。このバイアスタイアの空気圧ですが、ラジアルタイアとは違いかなり低めの設定になっているのをご存知でしょうか?下図は66bugマニュアルの抜粋ですが、3-5人乗車でもフロント1.2kg、リア1.8kgと驚くほど低いのです。



 ところが大体は純正ホイルの劣化もあって空気圧が下がっていくことがあります。自分のbugは一度ですが朝、出勤時に右前輪の空気が完全に抜けていたことがあります。パンクと思ったのですが、穴はなくホイルを磨いて再装着してその後このような事態には遭遇していません。ところが自然にも空気は抜けていくのです。昨日、GSで燃料を満タンに入れたのですがこのときに空気圧を見てもらいました。しばらくチェックしていなかったのは事実ですがフロント0.9kg、リア1.3kgと著明に空気圧が低下していました。短距離ですが高速にも乗るため普段はフロント1.3kg、リア1.9kgにしていますので、かなり自然に抜けていくことがわかります。タイヤの摩耗、寿命を考慮し、やはり1/月ぐらいでは空気圧のチェックは欠かせませんね。皆さんのバイアス、大丈夫ですか???