真夜中のひとりごと・・・・・☆

ちょっと元気なリラックスタイムに心動いた事など・・気まぐれに色々と できれば画像も加えて書きたいと思いま~す。

水中ストロボと格闘した水中風景写真@葉山

2023-10-28 | ダイビング


タイトルが長くなってしまい 何のことやら。。。。。。。。  ってなりますが

  太陽光が余り射し込まない海中でも キレイな写真が撮りたいと思うのですが

      それが 中々の難題 

   明るい海中なら 問題なく 広範囲=広角=ワイド  な写真がステキに撮れるのですが

       いつも明るくはない そして 海ならではの 深度によって 透明度によって

    明るさは変わってくるので

   どんな状況にも 対応できれば 良いなぁ~~~と 常々思っていました

 光量のある水中ストロボを使っても 光が当たっていないことが よくあるのは

    ストロボをつなぐアームに問題有り なので 長~~~~~~~~~いアームを使ってみては

       と お試しとレクチャーで 葉山で のんびりと ダイビング&ワイド撮影をしてきました

  トップの画像は ネンブツダイの大群と ムレハタタテダイが カジメ(海藻)の下に集結しているシーン

    温帯種の大群と 熱帯種の数匹が 混ざって泳ぐ海も珍しい とガイドのマサミちゃんが言っていました

       これは 面白い組み合わせです 

 最も被写体にしたかった 白っぽいウミカラマツに群れているマツカサウオ

 

  海が バスクリンのようなグリーン

     ストロボの位置をレクチャーしてもらい 長~~~~~~~~~~いアームを使って撮っています

  透明度が良くないため 感度を上げていかないと 暗い深緑色になってしまいます



   ここに 少し前から 大好きなクダゴンベが住み着いていて 

     ワイドで撮るには 余りにもちびちゃん



  ぴゅ~~んと泳いだところ



  先日 クダゴンベに会いたいと マクロ仕様で撮ってきたモノです

    うねりが入っていて ウミカラマツが揺れて 大変でした



   砂地の小さいフジツボの住処 ミジンベニハゼのペアが 仲良く卵を産み付けているそう 

     この子達がとてもキュートで 先日 仲良しの瞬間を撮りました 



  とにかく小さくて この子達も ワイドで撮る被写体ではないのですが ワイド仕様でファインダーから見ると

      こんなにも小さかったの~~と 実感 



  葉山では とても珍しい 熱帯種のマダラタルミの幼魚 1匹だったのが2匹になっているという

     驚異の出来事 

 で 2~3㎝くらいのちびちゃんを ワイドで撮る挑戦をしてみました

     クルクル泳ぎながら 撮っていたら酔いそうになりましたが・・・・・

         トリミングしたら 何とかキュートな感じ 分かりそう

    平日の のんびり ポカポカ ダイビングをマンツーで贅沢に楽しませてもらいました

    で 長~~~~~~~~いアームは 確かに光が良く回り優れものだと分かりましたが

  ストロボを調整しようと手を伸ばしても

     私の腕より ずっと長くて 手が届かない  という

         重大な致命傷が発覚

      ちょっと長~い アーム が ちびな自分にはちょうどいい って事がよく分かりました 





 


 
    

熱海沈船とハナダイ乱舞

2023-10-17 | ダイビング


熱海に沈められている砂利運搬船は 30年以上の年月が過ぎ 朽ちかけてはいても

   カラフルなソフトコーラルが付いてサカナ群れ まるで竜宮城

       以前から潜りたかったけれど 初めての所に単独で乗り込むのは無理・・・

  行きたいなぁ~~~と思っているところに 好いタイミングでお誘いが 

喜び勇んで 雨降りの肌寒い10月初めの平日に 行ってきました

  この砂利運搬船は かなり大きくて 半分のところで 切断してしまい 前後が少しずれ離れているとのこと

     最初は 後部から~~~~~

 

   最後部から 少し進んだところに タイヤのようなリング状の人工物がつる下がっていて

      周囲にはネンブツダイの大群が!!



  太陽光が射さない海中は 暗く ストロボ光が届かないところは キレイな色彩も写らず

      カメラの感度をどんどん上げていかないと ただ暗い藍色の海中写真になってしまい

     何度も設定を変えたり 近づいてみたり 苦心の連続。。。。 

 

   船縁の内側と外側に キレイなソフトコーラルが まるでお花畑のように付いている光景には

       これは何としてでも 色を撮らなければ!!と モチベーションが上がり 頑張って設定を見直して

   お気に入りの1枚です 



   前方に潜ったときに 船内に入ると 小さいサカナの大群や 船の構造の柱にびっしりとソフトコーラルが付いて

      不思議な光景が広がり ミステリアスな空間になっていて

           目の前に 巨大なサカナがいて度肝を抜かれ 撮るまもなく 逃げられてしまいました

  後で確かめてみると クエ だったようで 多分2mはあったと思う と言うと他の人たちに 盛り過ぎだと

     言われましたが・・・・・・本当に巨大でした  証拠写真は必要ですね 



   船縁の穴から 覗くと フレームのようで向こう側が額絵になっていました




  一番前 何を巻き取るのかよく分からなかったのですが・・・ 巻き取りをする大きな機械

     ハナダイが群れていました



   水深が深めなので 船底には行かず 船縁の群れを見ながら泳いでいても アカオビハナダイや

      サクラダイがいっぱいで 楽しませてくれます

 3本目 15時を過ぎた頃 このハナダイたちが 産卵をはじめるタイミングだそうで

      それを是非とも見てみたくて ほんの少し寒いのも忘れて かなり暗く見える海中

           真っ赤になって メスを追い回すサクラダイのオスの行動を観察 



  大きくて ヒレを思いっきり立てて メスに向かってアッタック 

      見ていると 何故か メスは逃げているような。。。。。。。



  逃げられても しつこくアタックを続けて



  2匹が寄り添っているような~~~~オスのランデブーが成功したのか よく分かりませんが

      気に入ったオスがいると メスは産卵して そこにオスは放精をするそうです 



  あちらこちらで ビュンビュンとしていて ペアが寄り添っていたり 逃げていたり・・・・



      右に 少し大きなサカナがいますが メジナ

      サクラダイの乱舞の傍らに もれなく メジナが見ています 

    ただ見ているのではなく 放たれた卵をちゃっかりと 食べているそうです 

        自然界は 厳しいですね~~ 

    やっと ペアが成立して産卵をしたと思った途端に メジナの餌にって。。。。。。。。



  こんなにも劇的で 激しい種の保存の行動を目の当たりにして面白くも切ないサカナの世界を

     思い切り楽しませてもらいました 




可愛い子が溢れている海@葉山

2023-10-01 | ダイビング


 10月に入り 少し涼しい風を感じるようになりました

   ここのところ猛暑が続いてうんざりしていますが 1週間ほど前 北風が強く吹いた日に

      可愛い子たちがいる情報を知って 出掛けてきました

ミジンベニハゼ のちっちゃな子です

  砂地が広がる場所に ポツンとフジツボの抜け殻が落ちていて 

     教えてもらってのぞき込むと クロイシモチがこちらを見ていて ミジン君の姿は見えなかったのですが

    しばらく見ていると動きが有り ちっちゃくて黄色いミジン君が 顔を覗かせてくれ

   チョロチョロとします    動きが何とも可愛くて・・・・

ひとりで きゃっ!!! 可愛い~~~~~~~~~と叫んでいました



    クロイシモチに平気で近づいてみたり 顔を出してみたり

  砂地に腹ばいになって 小さくてメルヘンのフジツボの家を見続けていました 



少し離れた場所には サザエのすり減ったような貝殻が落ちていて

  それもミジン君の住処になっていました

      たま~に 2匹の姿が見えましたが

  1匹はサービス精神旺盛で こちらを見ているようなポーズ

      もう1匹は シャイなのか殆ど姿を見せてくれません




ミジン君の可愛い笑顔が撮れたことで 少し寒さを忘れていました



可愛い子を見たい !!と思った2種類目の子は

 岩のくぼみに隠れているフリソデエビ

  先日大きいのを撮り立派で優雅なエビだなぁと眺めていたら

     すぐ近くに極小のフリソデエビがいる情報が!!

 余りにも小さいのでトリミングしてみました

  小さくてもフリソデのはさみがあり ヒトデの上でずっとはさみを動かしています

     元気に成長して 大きくなってペアで並んでいる姿を見たいものです



 小さいイロカエルアンコウ  動いている姿がたまらなくキュート



そして こんな子も!

   ミナミギンポが 穴から顔を出しているのではなく

   岩に少し入って 顔をニョロッと出して こちらを見ています

 

 可愛いというか・・・・どちらかというと グロテスクでキモチが悪くて避けていますが

     見ると ヒゲの顔を揃えてこちらを見るモノだから うっかりシャッターを押してしまった

         ゴンズイたち   可愛いのか・・・・・気持ち悪いのか・・・・・・



  このイソギンチャクモエビは 可愛くて 懸命に撮りました

     グビジンイソギンチャクのセンターで 海老反りスタイルで ピクピク

  可愛らしい動きと 白い水玉模様の中が不思議な色  ときめき~~でした




 最後は ちょっとかわいげが無い 黒いニシキフウライウオ 

    黒いウミシダと同じ角度でフワフワしていて

  優秀なカメラ機能も 中々サカナを認識してくれません 

     いえ、使いこなせていないのかもしれませんが・・・

   これだけ 周囲の環境に合って目立たない忍者のようなサカナは 敵から

   襲われることはないのでしょう


 海の中は ちょっと透明度が良くなり 少し寒さを感じることもありましたが 可愛い子が溢れていて

     夢中になる楽しさでした


   ボートに戻ると 冷たい北風に わなわな震えてしまいましたが

     まだ ウエットスーツで潜れる季節

         少しだけ寒さ対策をして 可愛い子たちの成長を見届けたいと思いました