日々の想いを

例え辛い日があろうとも 目の前のことをひたすらに坦々と。

蓮池透さん家族会退会

2010-03-30 14:51:03 | Weblog
弟が拉致被害者として帰って来るまで また 帰って来てからも活躍していた
蓮池透さんが家族会の退会を迫られたようだ。

理由は 共に北朝鮮と拉致被害者家族会として戦い抜いていた
増元照明事務局長などと意志が違ってきているらしい。

「透氏は(経済制裁などの)圧力より対話と主張しており、家族会の総意と違う。
この4年ほど家族会の総会にも出ず、総意を無視する発言が続いており
国民に家族会の意思が変遷したと誤解を招くため」と述べたという。

そういうことで27日の家族会総会で「蓮池透さんと家族会は無関係」を決議したという。

透さんは「まだ何も聞いていない。これまで意見の多様性が有ってもいいと言って来たが
私を外すことで拉致問題の解決に資するというなら議論しても始まらない」と話しているらしい。

まだ 遠い北朝鮮にいる家族と 戻ってきた家族とでは立場上話に食い違いが出てくるだろうと
想像もし とうに蓮池透さんは 家族会を退会していると思っていた。

まるで 関係の無い私ではあるけれど 今回の事には やりきれない虚しさのようなものが感じられた。

NHKラジオ 深夜便で

2010-03-27 20:19:31 | Weblog
最近は 余計な事を考えずに眠れるようにと NHKラジオ深夜便を聴くことが多くなった。

姑の介護をしながらだから 最初がどこだか分からないで行き当たりばったり聴いているのだが
昨夜の話には つい引き込まれてしまった。

私が聞き始めたときの話は
話していた男性は父親が居なかったのか おじ達の世話になって大学まで行った。
けれど大学を中退して結局は納棺夫になっているのが 叔父にみつかり 出入り禁止を言い渡された。

それを伝え聞いた妻からは我が子が小さい内に人に言えないような仕事は辞めて欲しいといわれた。
妻には結婚式場の司会をやっていると言っていたそうだ。
本人もまさにそうだと その日の仕事が終えたら その足で辞表を出す決心をしていた。

地図を見ながら行ったその家は 若き頃 何度も父親に会ってほしいと言われながらも
会う事もなしに別れた 目のきれいな女性の家だった。

会う事もなしに終わっていた父親の遺体を拭きながら 汗を拭こうと思ったとき
横で寄り添うように ずっと汗を拭いてくれたのが その女性だった。

それは父親の遺体を清めてくれている事を
「まるごと認めてくれている」その姿だった。

それから その「納棺夫日記」著者 青木新門さんは 自らの仕事に自信を持ったということらしい。
だらしない衣装での仕事より きちんとした衣装でした仕事への評価のギャップは
相当のものと話されていた。


「とくダネ」の感動話

2010-03-26 20:35:35 | Weblog
毎朝 朝の食事や片づけをしながら 小倉智昭キャスターの「とくダネ」を観ている。
小倉キャスターがする最初の話には 驚くほどの博識にいつも感心させられている。

今朝は あまりの感動話に目が潤んだ。
それは 私の知らない歌手の話では有った。

森友嵐士という歌手は心因性発声障害のため、14年間歌うことができなかったという。
5年も経った頃 以前仲間だった1人が「上を向いて歩こう」の歌を歌うことを誘った。
ただそれだけを何回も歌い続けているうち なんとか声が出てきた。
最初は そんな話だったかと思う。

そして 月日は流れ 森友嵐士の友人である小山薫堂という脚本家が
サプライズドキュメンタリを企画したらしい。

本人に内密でファンを集めて 他のことで招いたように 森友嵐士を会場に連れ出した。
他人事のようにスクリーンを観ていたが 自分の事であると気付き
復活の「抱きしめていたい」の曲が流れると 周りの者に促がされるように舞台に上がって
復活を待ち焦がれていたファンの中で 熱唱をした。

朝から胸の熱くなる話だった。
人はまだ捨てたものではない・・・羨ましくもいい話だった。

老父の哀しみ

2010-03-23 20:17:40 | Weblog
実父が熱が安定しないという理由で 病棟が変わった。

まだ1週間ほどだが ふと気がつくと 待合所のテーブルで
上品な80歳前後と思われる紳士が いつも新聞を読んでいる姿を
目にするようになった。

昨日 私が父の病室を出され その待合所で休んでいるとき
その紳士が立ちながら 私に「テレビは観ますか?」と声を掛けてくれた。

「いいえ 観ませんが・・・。 奥さまのお見舞いですか?」との私の問いに
「娘です・・・。」
「え!・・・そうなんですか・・・。」
「ふびんです・・・」
「私も娘ですが わたしは父の見舞いですのに それならいいのですが」
「まるで 逆になってしまいました」
「世の中は 思い通りには 行かないものですねぇ。。。」

背を向けて 老いた身体で病室に向かう姿を見て
私の目には涙が浮かんだ。
「私も 半年前に愛息子を亡くしたのです」
そう 心で伝えていた。

深刻な就職活動

2010-03-21 23:14:03 | Weblog
先日 テレビで観た就職活動の深刻さに心が痛んだ。

大学も経営が苦しいだろうに 遠方からの就職活動の為に
無料のバスを提供し集団で何度も面接に通わせている所があった。

また 新卒でないと就職活動が不利になるため 就職が出来なかった学生には
授業料半額以下で在籍させる大学もあるとか。

高校生の就職率も最悪だ。
保護者が失業したため就職をしようとしている若者の未来も
生活もなくて どうして良い国が作れよう。

党内の内輪もめに明け暮れず 政治家として真の役目を果たして欲しい。

お彼岸に思ったこと

2010-03-20 00:21:37 | Weblog
昨日はお寺をお参りし、きょうは何段にも雪が硬く積もったお墓のお参りに行ってきた。

春の彼岸はちょっときつくて大変だ。
こういうとき 長男が居てくれたら雪を除けるのにも助かったのに・・・と。

いつでも そうだが 日々の出来事から ずい分と長男のことを思い出すことが多い。
いつぞやの春の彼岸の時 起きがけに私が階段を踏み外し肋骨にひびが入ったとき
あの時も 体調の良くない長男を連れて行き 何も出来ない私は痛さをこらえつつ
口ばかりで指図をしていたっけ。

そんな想い出がよみがえり 胸が押しつぶされそうになる時も多いけれど
きょうは「こうして 沢山の想い出を作ってくれたことに感謝をしないと・・・」と
新たな想いが湧いてきたのだった。

増える待機児童

2010-03-17 01:14:06 | Weblog
テレビによると都市圏での保育所に入れない待機児童が急増しているという。

この不況と女性の社会進出で保育所が絶対必要なのに産休で休んでいる間にも
入所できなくなった母親も居たほどだった。

杉並区では待機児童ゼロを目的として空きスペース(例えば公的な施設とか元コンビニとか)を
利用したりして杉並区から補助金を出してまで努力しているそうだ。

世田谷区では普通のマンションを借り入れ3人~5人の保育をする
家庭的保育事業を目指しているそうだ。

入所できない待機児童の親達は入所できそうな地域に引越しまでしているそうだ。

無鉄砲に(私にはどうしてもそう思える)子ども手当てをばら撒くより
そういう所に補助金として人件費などに出す事を思いつかなかったものだろうか。

今やまた 離党と新党作りが流行りつつある・・・!?
一体 日本は 不安定な生活を案じる国民を尻目に どこに向かうのだろう。

「生きざま」ということばについて

2010-03-15 20:07:53 | Weblog
また地方紙に載っていた興味深い話。

私の住んでる街の私が存じ上げないT氏の寄稿より。

『以前から私が嫌悪の情を催しているのは、新聞雑誌の記事や放送にはんらんする
「生きざま」という言葉である・・・』から始まって「生きざま」なんて言う言葉は
有り得ないとT氏は力説していた。

T氏が言うには「ざま」とは格好が悪い事をあざける言葉だからだという。
色々と例を挙げて「生きざま」と「死にざま」について語ったのち
『ことばは変化する。とは、いうものの「ざま」が「すてき」という意になるわけがない。
ぶざまな人生をおくった死者に投げつける言葉が「死にざま」であるから
「生きざま」はぶざまな生き方をしている人物にふさわしい言葉と言える。』

で 結びのほうに
『文は人なりという。
あやしげな流行語の「生きざま」を誇らしげに書く人の文より
「生き方」というまっとうな言葉を用いる人の文を私は信用する』とあった。

言葉の知らない私だから 世の中には色んなことを考え 気にする人も居るのだから
気をつけなければと思い 書き残してみた。

子ども手当法案を衆院厚労委で可決

2010-03-13 01:15:53 | Weblog
私自身 どうにも納得が行かないのが民主党の掲げる「子ども手当て」だ。

それが12日に与党と公明、共産の両野党の賛成多数により可決したという。
自民、みんなの両党は反対したのだそうだ。

子ども手当てとは

『15歳の4月1日の前日までの子どもの保護者に毎月2万6千円を支給する
ただし、初年度(2010年度)のみ月1万3千円となる。』

※ 現在の類似制度には児童手当がある。児童手当には所得制限があるが子ども手当にはない。

ほとんどの政治家が賛成した事になるが
我が子をまだ幼い内に 餓死や虐待に追い込むような親が増えたこの時代に
月1万3千円ものお金を支給して何の意味があるのか・・・。
納得の出来ない私がおかしいのか・・・?

もしかして 選挙目当て?

ゴン中山の心温まる話

2010-03-09 22:11:12 | Weblog
昨日からまたJリーグが始まった。
今年から札幌には 超有名なゴン中山選手がいる。

昨日は鳥栖との開幕戦を1―1で引き分けたが
中山選手が後半ロスタイムから出場した。
ダイビングヘッドでゴールに迫ると、守備でも奮闘したそうだ。

けれど今季J2は開幕節で43歳5日になった三浦知良が途中出場したため
42歳5カ月12日の中山はJ2史上2位の高年齢出場となった。

何よりも感動したのはカズがJ2でも3,000万円近い年俸を貰っているのに
中山選手は750万円だそうだ。

なんで オファーの中でも一番安い札幌に来たかというと「中山が移籍することで
誰も解雇されることがなかったのが札幌だけだった。
他のクラブは誰かが弾き出される。だから中山は札幌を選んだ」(関係者)ということだった。

そんな話を聞くと また 今年も頑張ってコンサドーレを応援しよう!と
ますます力が湧いてくる。