以前、キッチンのガス台を取り換えた時に、作業スタッフさんに「省エネをするなら、後、
何を替えたらいい?」と尋ねたところ、 「トイレと冷蔵庫ですねえ」と教えて貰いました。
トイレは、家族も少なくなり頻度が減ったので、交換でなく水切れの修理で対処しました。
冷蔵庫は常に給電されているので、その消費電力量は家計に大きく影響するでしょう。
最新のは、昔に比べだいぶ省電力になっているという評判なので、それに期待をしました。
我が家の冷蔵庫はPanasonic(以後Panaと表記)で庫内が 452Lで5人家族用の中型サイズ。
そして消費電力は 528Kwhという物でした。 この冷蔵庫の購入日は1996.11で、もう22
年以上も動いていましたが、近年は庫内も空き気味でもう替え時かなと思っていました。
さて新しい冷蔵庫の選定は、例のごとく要望条件で探していきます。まず3人家族程度で、
消費電力が出来るだけ少ない事。 このクラスで候補に挙がったのはSHARP SJ-GW36E で、
その主な仕様は庫内 356Lで、消費電力は 330Kwhでした。色は、やっぱ白にしました。
その他の決め手となった機能は、以前食べ忘れて腐らせてしまった事があったので、プラズ
マクラスター付は最適な機能だと思いました。また食料を冷凍保存する事が多いので、冷凍
室がこのクラスでは比較的大きい「101L」というのも気にいりました。それと自分は氷をよく使うので、自動製氷機が付いてい
るのも良かった点です。
冷蔵庫の設置場所は向かって左端にあり、導線的には左開きで使う事が多いのですが、左側の通路からも使いたいので、どちら
からも開く扉が重宝です。その他欠点としては、500mlの缶ビールが庫内に立てて入りませんので、やっぱり狭いのですね。
搬入当日、なんと!古い冷蔵庫が扉枠を通らないことが判明し、搬出不可としてスタッフは次へ行ってしまいました。えーっ!。
聞くところによると「ほんの5mm、本体が大きい」のだそうです。そこで本体の裏面の出っ張りを鋸で切ったり、カバーを外
して何とか扉枠を通し玄関まで移動させて、再度来てもらって搬出と搬入をし、無事に冷蔵庫の取り換えが完了しました。
新しい冷蔵庫は少し狭いですが、調味料等もうまく分配して納めました。またプラトレイ等を利用して、配置を工夫しました。
そして最近気づいたのですが、標準でも庫内が以前より良く冷えるような気がしましたので、省電力モードに変更しました。
まあこれで暫く消費電力の様子を見てみますが、それより冷凍室が満杯になってしまったので、購入を控え目にしています。
翌年、新型コロナの自粛で後悔しました。
冷蔵庫が小型になった頃には、実はあの新型コロナの感染がじわじわと広まっていたのですが、私にはまだまだ他人事でした。
そして年が明けた2020年になると、国内でも感染者が目立って増加し、ゴールデンウィークには遂に「緊急事態宣言」が発令さ
れました。これによって、なるべく外出を控えるようにという事になり、当然食料の備蓄・買い込みをしなければならい事態が、
発生しました。ところが我家は、冷蔵庫が小さい!冷凍室が狭い!という現実に直面し、買い物を更に我慢することになりまし
た。今思えば、時期が悪かったですねえ。その後電気料金も比較してみましたが、過去とほとんど変わっていないのです。
最近になって教訓として言える事は「冷蔵庫は、電気代の差が少なければ、なるべく大きい方が便利です」ということですかね。