「Jerry's Mash」のアナログ人で悪いか! ~夕刊 ハード・パンチBLUES~

「Jerry'sギター」代表&編集長「MASH & ハードパンチ編集部」が贈る毎日更新の「痛快!WEB誌」

Mash『ひと言エッセイ』(第8回)本日のお題は『学歴社会の崩壊』

2023-07-29 17:55:20 | 編集長『MASH』のヘビー級コラム『ハードパンチBlues』

さすがに最近の親は
とうの昔に気づいている…
と思うけれど
『学歴社会って、もう崩壊している』
よね!

それなのに
『学力さえ有りゃ、大丈夫!』
って感じで
盲目的に子育てをしているヤツが多いのは
コレイカニ?

ちょいと現実を見て欲しいぜ!
就職したって、終身雇用なんて今や昔の話
だよね?
国はどんどん転職や起業を勧めている事実…
分かっていますかね?
お父さん、お母さん!

だから
『塾に行かせる必要はない』
の!
『子どもの興味あるコトをサポート』
すりゃいいだけ!
じゃなきゃ、起業やフリーランスは愚か
転職さえも苦労しまっせ!

今や競争社会なんてマヤカシでねぇ…
だって運動会でも順位をつけない地区もある
ワケでしょ?
社会は親の世代とは変わってしまった
んだよ。

自慢じゃないが
俺はスポーツと音楽しかヤって来なかった!
『証明』なんて一度も解いたコト無いのね(笑)。
解答欄に「俺に数学は必要無い!」と
書き殴ったもんさ。

だって社会に出たら
『Saleの値引き計算が出来りゃイイ!』
ワケでしょ?
別に数学の専門的知識は必要無いんです。

まあ今やスマートフォンがありゃ
値引き計算すら暗算する必要は無いし
会計ソフトを入れりゃ
経理も不要だもんね…(苦笑)。

そんな感じでタブレットによる
ネットを活用する授業も増えてるでしょ?
『答えはタブレット内に有る!』
そんな状態が一般化し
『人間の劣化』につながっていく…。

実際は
『もう既に劣化している親』
も多いんじゃないかな?
気づかないうちにね。
そして
『その子供たちも劣化していく…』

『新しい子育ての時代に入った!』
ってワケさ。
後は気づいた親次第だけどね(笑)。

古い歌の歌詞じゃあねえが
「あなたなーら、どーする?」
って具合よ!
グッドラック!

《MASH 筆》


Mash『ひと言エッセイ』(第7回)本日のお題は『今日から始まる…プロ野球の後半戦』

2023-07-22 19:49:34 | 編集長『MASH』のヘビー級コラム『ハードパンチBlues』

いよいよ今日から
プロ野球も後半戦!
読書達の『ご贔屓チーム』…
その具合は、いかがであろうか?

しかし「セパ両リーグ」とも
今年は接戦で面白いよね!
『実力拮抗』
って感じするでしょう?

ところで俺「Mash」のイメージって
30年間続けている
『サッカー&フットサル』
もしくは
ツアーを開催し、参戦し続けていた
『テニス』
はたまた、レースで2度表彰台経験を誇る
『自転車』
なんだと思うんだけれど…
(この辺りのお話は過去記事を読んでネ!)

中学時代は「フクシマン」同様
『野球部で日々汗を流した!』
そんな過去を持つワケ!
『だから野球は身体に染み付いている』
のさ!

余談だが最近は毎日夕方になると
バットとグローブを持ち、
公園でキャッチボールやノック、
トスバッティングなんかをこなしているゾ!
もう
『あの頃の野球少年に戻ったみたい』
にネ!

そんな我が家では、ここ数年
『東京ヤクルトスワローズ』
を応援して来たのだが
今シーズンは弱くてねぇ(苦笑)。
なので、今年は強い
地元『横浜ベイスターズ』も並行して応援中!

「横浜スタジアム」も近いので、
見に行けるのもイイのよね。
後半戦は観戦の機会を増やす予定さ。

とは言え、
『基本全チーム好き』
なんだよね…。巨人以外は(笑)。
だって各チーム魅力の選手がいるでしょ?

下位チームでも多く居るよ!
日ハムだったら
『オールスターで大活躍の万波君は勿論、
上沢君やアリエルもイイ!』
中日だったら
『魅惑の投手陣や大島!』
と言うようにさ。
みんな頑張って欲しいもんだよ!

で、家にTVの無い俺が頼りにしているのが
『ラジオ』と『懐かしの選手名鑑』

『活躍をラジオで聞いて、選手名鑑で覚える!』
どうよ!このアナログ感!
『これぞ昭和の観戦方法』
さ。

読書諸君もオールスター明けである
「本日からリスタートする後半戦」
どこかのチームにスポットを当てて
応援してみるのもいいぜ!

また、近くのスタジアムに
『全く知らないまま無鉄砲に観戦』
なんてのもアリだと思うな!
『安い席なら2000円前後で3時間も観れる!』
ワケだし、
『偶然でくわすお隣さんとのリアルコミュニケーション!』
なんてのも楽しいもんだよ。

というワケで
後半戦は
俺の大好きな
『石井琢朗もコーチで在籍する!』
そんな
『横浜ベイスターズ』
でキマリだ!

《Mash 筆》


Mash『ひと言エッセイ』(第6回)本日のお題は『熱中症対策!夏の男性ファッションこそ、速乾Tシャツで決まりだ!』アディダス対ナイキ 第1回戦

2023-07-15 11:20:01 | 編集長『MASH』のヘビー級コラム『ハードパンチBlues』

もう本日のタイトルだけで
「分かった、分かった…」
と本文を読まずに即購入する…
な〜んて人も多いかもしれない…
そんなネット社会全盛の今日この頃でR。

しかし本題はここからよ!
世間ではひとことに
『速乾Tシャツ』
と言っておりますが
実は色々あるんですよ!

そこで今日は俺のコレクションから
その違いを見て貰いた上で判断して欲しいのよ。
正直言って
『暑さが凌げないブツも有る!』
んだよ(苦笑)。

では、
「そもそも速乾Tシャツって何?」
と言う君に
『ポリエステル素材で作られ即乾き、サラッとドライ!』なTシャツで
『機能性Tシャツ』とも言われたりします。

論より証拠!
まずは以下写真の懐かしい
『プロケッズのユニフォームTシャツ』(90年代製)
からご覧頂こう!

俺たちの時代
『ケッズはスニーカーがメイン』
でしたが、スポーツウェアも出していてねぇ。
その1枚がコレ!

『丁寧な造りだからこそ、約30年も着続けられる』
ワケですね。
下の写真を見て頂こう。

どうよ!
透かして見ると
『2種類のポリエステル製メッシュを上手く使い分けている!』
でしょ?

実はコレ当時の最先端技術だったんだよね!
しかし今の猛暑時代では少々暑い…
なので、今の俺は
『30度くらい迄の部屋着として』
(我が家はクーラーが無いからね)
または
『夕方〜夜間の運動時』
に使っているんだよ!

それではタイトルにも有る
「大御所ブランド」
アディダスとナイキを見て頂こう!

老舗「アディダス」のスポーツウェア技術
「Climalite(クライマライト)」Tシャツ。


これは、
『独自のポリエステル製メッシュ生地により
通気性と速乾性が、とにかく素晴らしい!』
のが売り!
この技術を採用するブツには写真のタグが付くぞ!

お気に入りである
『フットボーラー用ブラックTシャツ』
なのだが
ほら、しっかりと全面に軽量メッシュ生地が!

う〜ん。クールネス!
ただし同社では
『より風通しの良さに特化したウェアー、クライマクール』が存在し
この「クライマライト」なら
『生地が薄く軽量メッシュなブツを選ぶべき』
でしょう!

一方の「ナイキ」はどうだ?
今回は以下のお気に入り2枚を比較して見る。

両アイテムとも
アディダス社の「クライマライト」
に相当する
ナイキ社による「Dri-Fit(ドライフィット)」
だ。
「ナイキ独自のスポーツ用ポリエステル製品」
に採用され、大人気だよね!

しかし、この2枚は同じドライフィット名義なのに
クオリティには天と地の差があるんだよ!

向かって左の「ハートデザイン」のブツには
前、袖、ワキ、後ろ等…
「大小メッシュ生地を使い分けた」
素晴らしく涼しい逸品!
大のお気に入りTシャツです!


一方で右の「RUN FAST 2017デザイン」
肉眼でメッシュ穴は確認出来ないほどで、
とにかく通気性に乏しい…


正直言ってコチラはメッシュが薄い分
あまり涼しくありません…。
無論、ドライで速乾では有るんだけど、
猛暑日には通気性が弱いので
外歩きには多少キツイですね。

この様に
『同じナイキ製ドライフィットでも差があるので注意が必要だぞ!』

また、最近では以下の様な
「デザインTシャツ(写真はHang Ten)」
にも速乾素材を使用したブツが多く
やはり
『メッシュ具合を確認してからの購入をオススメ』
したい!

勿論コレも
『シッカリと全面メッシュ生地』だ!

また、そんな「メッシュ生地物」で
『見掛けると、つい購入してしまう…』
という類いのブツが
「メジャーリーグ速乾Tシャツ」だ!
やはりコレクション数が増えちゃうよね(笑)。


と言うワケで、
この夏も、どうせ猛暑だろうから
『速乾Tシャツでオシャレに涼しく乗り切ってくれ!』

アディオス!

《MASH 筆》


「フクシマン土屋」の「イイトコ探訪 福島県!」 (第62回)「処理水放出」について福島県民が書く!

2023-07-08 13:18:45 | 「フクシマン土屋」の「イイトコ福島県」&more

こんにちは福島市在住の「フクシマン土屋」です!

今、福島県では新聞やテレビで

「東京電力福島第一原発にたまる処理水を
基準を下回る濃度に薄めて海に放出する方針」

に関する報道が、連日取り上げられています。
(メイン写真は7/6福島民報より)

政府が「夏ごろ」としてきた
「処理水放出」の開始時期が迫るからです。

IAEAは7月4日
「海洋放出は国際的な安全基準に合致する」
「人や環境への放射線の影響は無視できる」
とする報告書を公表しました。

全国のニュースでも放送されたので、
ご覧になった人も多いと思います。
(以下写真は7/5福島民報より)

でも、どうでしょう?

県外での認知度は、国外では?
それ以上に「理解度」は進んでいるの?

「処理水放出」の問題点は、わかりやすく言うと、
「風評被害」が起きるのでは?との心配です。

「処理水放出前」と同じように「放出後」も
福島県の農林水産物を買ったり食べたりしますか?
(今回は特に水産物の課題です)
自分は、他の人は、県外の人は、国外の人は
どうするだろう…

ところが「風評」を
起こさないためにはどうすればよいか?
そういう議論や機会を社会で行う前に、

「風評ありき」の対策を政府は打ち出しました。
例えば「風評被害のための基金設立」です。

面倒なこと考えたり、したりするの嫌だから、
とりあえず「お金」出せば静かになってくれるだろう。

政府の対策方針に、筆者はそんな風に感じました。

(そのやり方・順序では静かにならないと思うのに、お国の方々の考えは違うのだろうな…)

全国民にもわかるような議論や機会のないまま、
今日に至ってしまったように思います。

震災対応に限らず、
そもそも政府に信用がありません。
ごまかしや、うそ…
「政府への不信感」
風評につながっているのではないでしょうか。

政府に忖度して
「政府の広報」にしかなっていない…
そんなマスコミにも残念です。
決定されたことを報じるだけで、
その問題点を提示することが少ない!
そのような気がします。

処理水放出は「福島だけの問題」ではありません。
「日本全体の問題」だと考えなければ
必ず風評は起きます。

そのための理解は、進んでいないと考えます。


「イイトコ探訪 福島県!」を読んでくれてありがとうございます。

政策が政府と国民との信頼関係の中で決定されれば、
生まれるのは「風評」ではなく「理解」!
になるのではないでしょうか。

理解のないまま処理水放出されないことを願います。

《フクシマン土屋 筆》


ハウリンメガネが縦横無尽に吠える!「メガネの遠吠え」(第17回) ギターkidsに衝撃が!プレイヤー誌が休刊

2023-07-01 13:27:13 | 「ハウリンメガネ」の「ヴァイナル中毒」&more

やあ読者諸賢、御機嫌如何?
ハウリンメガネである……
今回は残念なニュースの話題。

プレイヤー誌……休刊である!
(ホントは最終号を手に入れてから書きたかったのだが、6/30発売予定が7/5に延期……人手が足りてないんだろうなぁ)

私にとってプレイヤー誌は大変思い出深い。
もはや二十数年前の話ではあるが、高校生だった筆者は毎月プレイヤー誌を買っては毎日毎日飽きもせず、掲載されていたギターの広告にうっとりしていた。
(今でこそデジマートやJ-guitarなどでギターの画像など見たい放題だが、当時の音楽雑誌で最も楽器の広告が多かったのがプレイヤー誌であった。イケベやイシバシが載せてた特売広告を見て己の財布の中を睨んで頭を悩ませていたのが懐かしい)

メーカーの新製品や、通販会社の安物、大手のイケベやイシバシ、今も健在のヴィンテージ専門ショップの広告、ギター、ベースにエフェクターまで、どれもこれも垂涎ものの写真がズラリ!
(水着のおねーちゃんのグラビアより刺激的!)

当時、金もなく(今もないけど)、楽器屋に行ってはギターや機材を眺めていた筆者にとってプレイヤー誌はまさに下手なポルノ雑誌よりも興奮度の高い雑誌だった訳である。

もちろん広告が全てではない。
その時その時の話題のミュージシャンへのインタビューは勿論、連載も素晴らしかった。
ミュージシャンが自分の愛機達を写真付きでズラリと紹介する「DEAR MY PARTNERS」。

海外レジェンドミュージシャンの使用機材を写真付きで振り返る「WHOSE GEAR?」。
(これは資料的価値も高く、このコーナーだけまとめた愛蔵版ムックも出ている。私も当然持っている。冒頭写真参考)

他にもパテントからギターの歴史を読み解くコラムや、ソロギターに特化した譜面連載、海外ミュージシャンのゴシップ記事……

そんな中でも忘れちゃいけない、個人的にプレイヤー誌の連載といえば、日本が誇るジャンプ&ジャイヴ・ブルースマン、吾妻光良御大のコラム、「ぶるーすギター高座」!
まだブルースのブの字も分かっていない小僧に笑いとサラリーマンの悲哀をごちゃ混ぜにしつつ数多のブルース情報を教えてくれたのはまさしくこのコラム!
(私の様にこのコラムからブルースを掘り始めた人も多いのでは?)

ご自身のライブや、ブルースの音源についての話の合間合間に、奥様のご機嫌を窺いつつギターを購入する術に頭を悩ませたり、海外旅行に持ち出すギターの選定条件に、万が一紛失したり壊れたりしても一晩泣けば済むものを、というのを最優先事項にしたりという生々しい社会人ブルースマンの毎月のコラムを読んでは「ああ、俺もこういう笑いとペーソスに溢れるオッサンになりたいものだ」と独りごちたあの頃の俺よ、今も俺は近づこうと努力中だ。

そんな我が青春のプレイヤー誌だが、先述の通り、次号で休刊と相成ってしまった。
公式リリースとしては近年の制作コストの上昇と、広告収入の下落が主な原因とのこと。

何年か前に元々月刊だったものが季刊となって値段が2,000円超となった時点で経営が苦しいのは予想できていたが、この「広告収入の下落」というのがおそらく最大の原因であろう。

雑誌、というか紙媒体不遇の時代に突入してからもう何年もの時が過ぎ、音楽雑誌も淘汰されているが、そんな中でも生き残っている雑誌にはそれぞれ強みがある。

例えばギターマガジンやサウンド&レコーディングマガジンの様に、特定の楽器や技術に特化したものは専門誌、業界紙的な立ち位置にあり、この手の雑誌はパイの母数こそ少ないが資料的な意味もあり、絶対的な読者を抱えている(私もその一人)。
若しくはロッキンオンの様にインタビューに特化した音楽誌はリスナーに寄ったもので、こちらはリスナー側の観点を主体としている分、読者の母数が多い。

ではプレイヤー誌の強みは?
……広告だったのである。

確かに先述の通り、魅力的なコラムや掲載記事は多くあった。が、プレイヤー誌の最大の魅力は広告数の多さにあった。
今の様にネットが普及していない時代。雑誌が情報源だった時代。あの頃の雑誌は云うならば商品情報を売る媒体でもあったのだ。
欲しいギターがどこに売っているのか、アンプに強いショップはどこなのか、機材を高く買い取ってくれる店はどこなのか、その全てがプレイヤー誌に載っていた。

時代は流れ、現代。
インターネットによるリアルタイムでの情報更新が当たり前になった今では雑誌の速度は余りにも遅い。
欲しい物が今買える状態なのか、それとも売り切れになっているのか、ネットであれば即座に分かってしまう。
二十年前なら有効だった広告誌というフォーマットは技術の革新と共に滅びる定めにあったのは残念ながら致し方ないことではあろう。

栄枯盛衰、諸行無常。どんなものにも必ず滅びは訪れる。
が!
あの頃。
まだ音楽の事なんかな〜んにも分かっちゃいなかった小僧にギターという夢を与え、ブルースを教え、ギターという楽器の成り立ちを教え、様々なミュージシャンの知識を教えてくれたのは間違いなくプレイヤー誌でした。
本当にありがとうございました。

感謝の念といつかの復刊の願いを込めて。

《ハウリンメガネ筆》