徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人世界放浪昼寝旅ーアンコールワットマラソンコースー10月14日

2011年10月15日 | インドシナ3国
シェムリアップは毎日雨だ。
でも、一日中降っていることはない、何時間かは降りやむ。
10月14日の午前中はめずらしく曇り空だが、雨は降っていない。

 そこで、宿からジョギングでアンコールワットまで往復しようと考えた。

 歩いたりジョギングしたりして、観光バスで見ることのできない、
 のんびりとした旅だ。

  朝の10時にホテルを出発した。

  まずは裸足でホテル前の冠水地帯を抜け、ソックスとジョギングシューズを
  履いた。

  シュムリアップ川沿いはいたるところで冠水している。

       
       シュムリアップ川に架かる橋も今にも冠水しそうだ。

   街なかは、道路が冠水していれば、道を代えて、進む。

  寺院があれば、そこに立ちよりお参りしたり
       
       お釈迦様に化粧をしていたり・・・
      
      ちゃんと帽子を取り、三拝したら、真ん中の尼僧さんが
      手招きして入って来いと言うが、なんだか怖そうで(笑)

     ここの寺院は新しいので
      
      狛犬も 歯並びがいい。(笑)

    で、どんどんジョグして行くと左手にアンコール国立博物館が
    見えて来る
      
    2007年に開館したばかりの新しい博物館だ。
    入場料が 外国人 12ドル、 カンボジア人 3ドル だ!
    この外国人から「ボッタクル」姿勢はスゴイ!
    笑うしかない。
    リエルで支払う場合のレートも普通のところより高いので
    リエルで払うとドルで払うより相当損をする。

    でも、館内の係員は親切だ。
    係員の説明だと、この博物館はタイの企業が資金を出したのだと言う。

    その博物館から道なりに行くと
       
       「ウエルカム トゥ アンコールワット」という道路標識がある。

     またどんどん行くと建物がなくなり、森の一本道となる。
     そして左手に突然・・・
        
        こんな石碑が立っている。「イオン森林公園」
        なんだろうな~~~?
      なんでも、あのAEONという会社の財団が森林保護のため
      ラワン材・チーク材6,600本を植林したのだとう言う。
      イオン・カードでお買いものしている人は、もしかして
      そのお買いものの何パーセントかは、この森林に協力したかも・・

     で、しばらく行くと
         
     こんな標識に出くわす。
     まっすぐ行くと係員に「ダメ」と言われる。

    なので、標識の指示通り右の誘導路に入ると
         
         アンコール遺跡入場料の建物になっております。
       ここで、1日券、3日間券、1週間券のチケットを購入しなければ
       なりません。
       それも、顔写真まで取られるのです。
         1日券  20ドル
         3日間券 40ドル
        一週間券  60ドル
       と、1日券より数日利用できる券が割安となっていますが
       それでも1日 20ドルとは高いですよね。

         
         チケットを購入する時、いやに時間が掛るな~~と
        思っていると、あっちを向けなどと言われるので
        なんだろうな~~と思ったら顔写真まで撮ってるんです。

       「観光の記念に」というより、「顔写真と違う人間は入れない」と
        いう感じ・・・・

       で、カンボジア人は「無料」なんですよ!
       あそこの、標識のある道を誘導路に曲がらないでまっすぐ
       進んでいいのです。

       ワタシも今日まっすぐ進んだらつかまりました。
       通し券を持っていても
      「あのチケットブース」(検問所だよね)を通れ! と。
       そして、今日はサングラスにランシャツなので
       じっくり写真とワタシの実物を見比べられました。(笑)

        まるで「関所」ですね。

     団体旅行者のみなさんは旅行会社から渡されたカードケースに
     そのチケットを入れ、首からぶら下げていますが、
     カードケースなどないワタシのチケットは湿気でよれよれ。
    
         
      毎年12月に行われる「アンコールワット・マラソン」の
      「コースマップ」です。
      スタートはこの検問所付近だと思います。

     しばらく行くと1キロごとに路上に線が引かれてキロ表示があります
         
          5キロ地点
     まっすぐ行くと アンコールワットとBanteay Kdei に分かれる
     分岐点があります。
     普通の旅行者は「アンコ-ルワット」の標識に魅かれて
     左折してアンコールワットに向かいますが、ハーフマラソンは
     右折しなければなりません。
     でもちゃんと
         
         矢印が書いてあるんですよ~~~~。

    アンコールワットの外堀を眺めながら進むと、猿などがいて
        
     バナナ売りもいて、このお姉ちゃんが猿にバナナをやっているところを
     彼女のデジカメで撮ってやりました。
     色白のかわいい娘だったのでツーショットしたかったんですが
     香港の猿と仲の悪いワタシは、ここでも決して猿には近づきません!
     猿は焼もちやきだし、この猿は雄でした!

     このBanteay Kdei の対面にある貯水池を背景に
         
        ジョグ姿の証拠写真

        
       10キロ通過。この辺から道は冠水状態になります。
        
        もっとも12月ですと乾季ですから、その頃までには
        水は引いていることでしょう。
      ここまで、水を避けながらジョグシューズもぬらすことなく
      来たのですが、とうとうここで冠水した道を横切らなければ
      ならなくなり、「えいやっ」と水の中に。
      以後、足は「ふやけた状態」に・・・

        
        Ta Prohm の遺跡の外側を通り
       あ、ワタシはコースを歩いたりジョグしたりするほかに
       遺跡の見学もしてますので・・・・
       実際のレースには遺跡の見学は含まれませんよね(笑)
        
        アンコールトム
        
        アンコールトムの南門を抜けるともうゴールまでは
        わずか
        
        観光客用の象がいるし
        
        この象が道を横切るから注意
       で、見えてくるのがアンコールワットのゴールです。
        
        ここにはゴールというラインはありません。
       おそらく、レース当日、チップ計測マットが敷かれるのでしょう。

      こうして遺跡見学しながらのアンコールワットマラソンの
      コースのゴールに到達したのが午後の3時半でした。
    
      ところが、突然の雷雨にアンコールワットの中で約1時間
      雨が小雨になるまで待ちました。
        
        ツアー客のみなさんは次に行く場所があるのか
        びしょ濡れになりながらバスに向かいます。
        
        小雨になったので、また宿までジョグで戻ろうとしたら
        途中から再び豪雨に・・・・

        もうヤケクソです。森の中の一本道も昨日来ていたので
        この道を戻れば街に着くという確信があるので
        安心してジョグで戻りました。

        宿に到着が午後6時半。実に8時間半の
        マラニック(マラソン・ピクニック)でした。

        今回は浴室にバスタブが付いていたので
        ゆっくりと風呂に入り、体を温め
        残り湯で濡れた衣類の洗濯、シューズの洗濯。

        冷蔵庫に缶ビールを買い置きしていたのも良かった。

        風呂上がりの一杯のうまいことうまいこと。

        小雨になったので食事に出かけ
        
       「Sabak」 という焼き魚。これが味がまったく「サバ」なんだよね。
       「豆腐と野菜の炒め」。手前の右の皿は「コールスロー」ったっけ?
       で安い白ワイン(8ドル) 1本注文したら、
       店の主人が「春巻き」もサービスして出してくれた。
       「食い切れね~~~~」
        
                                   

        

          
         

                
     
      
      
      

       

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