徘徊老人のひとりごと

地球上を徘徊する75歳のボケ老人のひとりごと

徘徊老人のひとりごと 熱海日乗(令和6年5月14日、火曜日、晴れ)

2024年05月15日 | 日記

 今日は晴れだが、朝からアクリル絵の具でお絵かきをした。アクリル絵の具での絵はまだ4,5枚くらいしか描いていないので練習が必要なのだ。なんでもそうだが慣れが必要なのだ。絵画教室などには行かない。月謝を払う余裕などないから独学で、そして大した絵を描いてるわけでもない。「燃えるゴミ」を生産しているだけなのだ。今日描いたアクリル画は2012年3月5日に南インド・ケーララ州のバックウォーターと言われる水郷地帯のアレッピー(現在はアラップーザと言うらしい)からコーラムまでボートでクルージング(というほどでもないボート)した時に撮った写真をもとに描いてみた。世界徘徊の途上だったために、近くにある「インドいち美しいビーチ」には行かなかった。のんびりしたクルージングで良かったな〜。

 午後、久しぶりで岸壁に日向ぼっこに行った。火曜日は結構地元の釣人で混んでいるのだが、午後ということもあって、釣人はひとりしか居なかった。「今日も釣れるのはアイゴだけ」と言われたが、ワタシは日向ぼっこだから釣れなくても構わない。ところが、お魚さんの方でも「今日はイヤに釣人が少ないので撒き餌が少なくて腹が空いてしょうがないよ」と思っている所に、眼の前にドボンと団子餌が落ちてきたものだから、パクリと喰い付いた。釣り上げたのは名人でもないワタシだ。25センチくらいのメジナだ。エ〜っ!2ヶ月ぶりでメジナが掛かった!なんで俺に釣られるのよ!これで今夜の煮付け用の食料確保だ!後は本当に日向ぼっこをしながらのんびりと釣り糸を垂れよう。そしたら、またググ〜ッとウキが沈んだ。あれれ、またウキが沈んだよと。今度は手応えがありすぎ。毒魚のアイゴが?と思ったが海面に浮いてきたのは多きなメジナだった。タモアミですくい上げた。もう一人いたメジナ釣りの名人も駆けつけ「大きいね。30センチ超えているんじゃないの?おれんところは朝からやっているけどなんにもかからないよ」とぼやく。ワタシも「どうしたんですかね〜?」最近は全然釣れないから、スカリ(釣った魚を入れて海の沈めて置く網)を持って来なかったので手洗いバケツに入れたが先客のメジナがいるし30センチを超えているので体を曲げないと入らない。こんな小さな入れ物だとすぐ弱るし、バケツの海水は太陽の熱で暖かくなるので新鮮に保つのは大変なのだ。魚をサバク時間も必要だから、4時には釣りをやめようとしていたら、あ~ら、またまたメジナが掛かった。今日はどうしたの?3匹も持って帰ったらどうやって食べるの?ということで、僭越ながら、本日「ボーズ」のメジナ釣り名人に献上した。釣り道具を片付け、まな板も持ってこなかったのでコンクリの平らなところでお持ち帰りの二匹の魚をさばいた。マンションに戻り、さばいたメジナをもう一度きれいにさばき直し。小さい方は煮付けにすることにした。大きい方は3枚に卸し、冷蔵庫のチルドで養生することにする。

 やっと下処理が終わり、やれやらと大相撲観戦。熱海富士は結びの一番で大関霧島と対戦。昨日は敗れたが今日は見事に勝った!蹲踞の姿勢で懸賞金を受け取る時、懸賞金の多さに表情が緩む。花道を引き上げる時、懸賞金の分厚い束にうれしそうな顔。今日は熱海プリン腹いっぱい食べるぞ〜と言ったかどうかは知らない。明日も頑張れ!

 晩酌はメジナの煮付けと常備食といつもの酒。

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