捏造疑惑論文リスト
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#1 | Aoki N, Yokoyama R, Asai N, Ohki M, Ohki Y, Kusubata K, Heissig B, Hattori K, Nakagawa Y, Matsuda T. | Adipocyte-derived microvesicles are associated with multiple angiogenic factors and induce angiogenesis in vivo and in vitro. | Endocrinology | 151 | 2567–2576 | 2010 |
生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
指摘項目No.1 論文#1のFig6C のaIFNガンマとFig6EのVEGFの細胞の写真が大きさを微調整すると一部が重なります。
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#2 | Aoki N, Jin-no S, Nakagawa Y, Asai N, Arakawa E, Tamura N, Tamura T, Matsuda T. | Identification and characterization of microvesicles secreted by 3T3-L1 adipocytes: redox- and hormone-dependent induction of milk fat globule-epidermal growth factor 8-associated microvesicles. | Endocrinology | 148 | 3850–3862 | 2007 |
生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
指摘項目No.2
Figure3のResistin(Cell lysate)とHSP70(Microvesicle)のバンド群が類似しており、
画像流用もしくは同一サンプル(メンブレンフィルター)の再現像などによるデータ捏造が疑われます。
指摘項目No.3
Figure3のCaveolin-1(Microvesicle)とAdiponectin(Microvesicle)は、
上下反転と焼き加減の違いだけで、互いに類似しており、画像流用やデータ捏造が疑われます。
指摘項目No.4
Figure3AのMFG-E8(Microvesicle)のpreadiposite-confluentのバンドを左右反転したものが、
すぐ横のDay0ーDay2の画像と類似しており、画像流用やデータ捏造が疑われます。
問題図の高解像度画像(画像をクリックしてください。)
↓ 論文#2のFigure3
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#3 (撤回済) | Aoki N, Ueno S, Mano H, Yamasaki S, Shiota M, Miyazaki H, Yamaguchi-Aoki Y, Matsuda T, Ullrich A. | Mutual regulation of protein-tyrosine phosphatase 20 and protein-tyrosine kinase Tec activities by tyrosine phosphorylation and dephosphorylation. | J. Biol. Chem(撤回済) | 279 | 10765-10775 | 2004 |
論文撤回Watchでも詳しく捏造の態様が紹介されています。
指摘項目No.5
論文#3のFigure1(B)のSrcの画像のうち、 6,7,8レーン目が、9,10,11レーン目と類似しており、 画像の流用が疑われます。 シミの位置まで類似しています。
指摘項目No.6
論文#3のFigure1(B)のJAK2の画像のうち、 8,9レーン目が、10,11レーン目と類似しており、 画像の流用が疑われます。
指摘項目No.7
論文#3のFigure1(B)のCskの画像のうち、 1,2レーン目が、3,4レーン目と類似していおり、 画像の流用が疑われます。
指摘項目No.8
論文#3のFigure3(B)の「HA-PTP20 C/S」のWTの画像とY187Fの画像が類似しています。 二つのレーンの両端や間に筋があり、画像を切り貼りした編集の痕跡が確認できます。 以上より、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.9
論文#3のFigure3(C)の「HA-PTP20 C/S」のWTの画像とY187Fの画像が類似しており、 画像の流用が疑われます。
指摘項目No.10
さらに、論文#3のFigure3(C)の「mock」の「WB:αTec」の6レーン分の画像と。 その右隣にある「HA-PTP20 C/S」の「WB:αTec」の6レーン分の画像が類似しており、 画像の流用が疑われます。
指摘項目No.11
論文#3のFigure5(A)の一番上のパネルのWB:αpYの画像のうち、 C/SとY281のレーン二つは、そのすぐ横のY285FとY303Fのレーン二つに類似しています。 さらに、このC/SとY285FのレーンはY419Fに類似しています。(横の縮尺が変えられています。) 以上より、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.12
論文#3のFigure5(B)のWB:αpYの画像(一番上のパネル)のうち、 C/Sのバンド画像を左右反転させたものに、Y419Fのバンド画像に類似しており、 画像の流用が疑われます。
指摘項目No.13
論文#3のFigure5(B)のWB:αHAの画像(上から2段目のパネル)のうち、 C/Sのバンド画像と、Y285Fのバンド画像が類似しており、 画像の流用が疑われます。
指摘項目No.14
論文#3のFigure5(B)のWB:αHAの画像(上から3段目のパネル)のうち、 C/Sのバンド画像を左右反転させたものに、Y281Fのバンドが類似しており、 画像の流用が疑われます。(黒い斑点のシミまで一致しています。)
指摘項目No.15
論文#3のFigure9(A)のWB:αpYの画像(一番上のパネル)の画像のうち、 C/SとWTの二つのレーンの画像が、そのすぐ横の、WT Y281FとWT Y303Fの二つのレーンの画像に類似しており、 画像の流用が疑われます。 さらに、このC/Sのレーンと、WT Y281Fのレーンの画像は、 WT Y281/303/354/381Fのレーンの画像とも類似しています。
指摘項目No.16
Fig9の(A)と、(B)のTCL-WBαHA の画像が類似しており(コントラストが変更されています)、
画像流用(データ捏造・改ざん)が疑われます。
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#4 | Aoki N, Matsuda T. | A nuclear protein tyrosine phosphatase TC-PTP is a potential negative regulator of the PRL-mediated signaling pathway: dephosphorylation and deactivation of signal transducer and activator of transcription 5a and 5b by TC-PTP in nucleus. | Mol. Endocrinol. | 16 | 58-69 | 2002 |
まず初めに、生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、指摘されました。
その後、未指摘の項目についてはこちらで新たに追加しました。
指摘項目No.17
論文#4のFig 2AのSTAT5aのaSTAT5の右半分(5-8レーン)を左右反転させると、
STAT5bのaSTAT5の右半分と類似しています。微妙に縮尺が変化しています。
指摘項目No.18
論文#4のFigure2のSTAT5bで、mockとD/Aのバンド(aPY)が微妙に焼き加減というかシャープネスが
違うだけで同じに見えます。バンド以外のシミもそっくりです。
指摘項目No.19
論文#4のFigure3BのSTAT5aの右側一番下の画像(+vanadateのαSTAT5(TCL))の画像を左右反転したのものが、
同Figure3BのSTAT5bの右側一番下の画像(+vanadateのαSTAT5(TCL))の画像に類似しており、
画像の流用が疑われます。
指摘項目No.20
論文#4のFigure3BのSTAT5aの-vanadateのαHAの画像が、
Figure3BのSTAT5bの+vanadateのαHAの画像と類似しており、
画像の流用が疑われます。
指摘項目No.21
論文#4のFigure3BのSTAT5aの+vanadateのαHAの画像が、
Figure3BのSTAT5bの-vanadateのαHAの画像と類似しており、
画像の流用が疑われます。
指摘項目No.22
論文#4のFigure4BのD/AのαPYの画像の右3列分が、
Figure4BのmockのαPYの画像の右3列分に類似しています。
Figure4BのmockのαPYの画像を上下反転させたものが、
同Figure4BnのC/SのαPYの画像と類似しており、
画像の流用が疑われます。
問題図の高解像度画像(画像をクリックしてください。)
↓ 論文#4のFigure2
↓ 論文#4のFigure3
↓ 論文#4のFigure4
↓ 論文#4のFigure5
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#5 | Aoyama K, Nagata M, Oshima K, Matsuda T, Aoki N. | Molecular cloning and characterization of a novel dual specificity phosphatase, LMW-DSP2, that lacks the cdc25 homology domain. | J. Biol. Chem | 276 | 27575–27583 | 2001 |
生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
指摘項目No.23
論文#5のFigure4CのapElk-1のバンド群を左右反転するとすぐ下のaHAのバンド群と一致しています。
指摘項目No.24
論文#5のFigure4CのSAPK/JNKのaMYC(TCL)のバンド群とFigure4EのMARK/ERKのaMYC(TLC)が同一に見えます。
指摘項目No.25
論文#5のFigure4Eのp38のaMYC(TLC)のバンド群を上下反転するとすぐ横のSAPK/JNKのaMYC(TLC)と一致しています。
指摘項目No.26
論文#5のFigure5Bのp38のapTのバンドを上下反転させたものが、
Figure6Aのp-ATF-2の左から4,5番目のバンドと類似しています。
指摘項目No.27
論文#5のFigure6AのpATF2の左3つのバンド群を上下反転させると右3つと一致します。
真ん中に切り貼りの痕跡が見えます。
指摘項目No.28
論文#5のFigure6Bのp-c-Junの左3つのバンド群を上下反転させると右3つのバンド群に一致しています。
指摘項目No.29
論文#5のFigure7AのaHAの左3つのバンド群と右3つのバンド群は一致するように見えます。
指摘項目No.30
論文#5のFigure7BのaHAの左3つのバンド群と右3つのバンド群が同一に見えます。
問題図の高解像度画像(画像をクリックしてください。)
↓ 論文#5のFigure4
↓ 論文#5のFigure5
↓ 論文#5のFigure6
↓ 論文#5のFigure7
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#6 | Aoki N, Matsuda T. | A cytosolic protein-tyrosine phosphatase PTP1B specifically dephosphorylates and deactivates prolactin-activated STAT5a and STAT5b. | J. Biol. Chem | 275 | 39718–39726 | 2000 |
まず初めに生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
こちらで発見した捏造箇所を含めると、合計20箇所で画像の流用が認められることになります。
指摘項目No.31
論文#6のFigure 1(A)のαPYの画像のうちPTP-BASからPTPλまでの6レーン分の画像が、
Figure 3(A)のαPYの画像のうちGST-PTP1b C/S とGST-PTP1B D/A の6レーン分の画像に類似しており、
画像の流用が疑われます。
Figure 1(A)のαPYの画像のPTPλのレーンの右側に切り貼りした編集の痕跡を確認できます。
また、Figure 3(A)のαPYの画像のGST-PTP1b C/Sの3つのレーンの左側にも切り貼りした編集の痕跡を確認できます。
指摘項目No.32
論文#6のFigure 1(A)のaPYのPTPラムダとPTPシグマ(右はじから1番目と2番目)で、
PTPシグマのバンドはラムダのバンドを縮尺変えて切り貼りしたように見えます。
貼りつけた場所の下に消したバンドの痕跡が見えます。
指摘項目No.33
論文#6のFigure 1(A)のαSTAT5の5,6,7レーン目(SHP-2, PTP36, HCSF)の画像が、
Figure 3(A)のαSTAT5の1,2,3レーン目(GSTの10,1,0.1)の画像に類似しており、
画像の流用が疑われます。
Figure 3(A)のαSTAT5の3レーン目と4レーン目の間に、切り貼りした編集の痕跡を確認できます。
指摘項目No.34
論文#6のFigure 1(A)のαSTAT5の7,8,9レーン目(HCSF, PTP-BAS, PTPα)の画像を左右反転させたものが、
Figure 3(A)のαSTAT5の4,5,6レーン目(GST-PTP1B WTの10,1,0.1)の画像に類似しており、
画像の流用が疑われます。
Figure 3(A)のαSTAT5の3レーン目と4レーン目の間に、切り貼りした編集の痕跡を確認できます。
指摘項目No.35
論文#6のFigure 1(A)のαSTAT5の8,9,10,11,12,13レーン目(PTP-BASからPTPλ)の6レーン分の画像が、
Figure 3(A)のαSTAT5の7,8,9,10,11,12レーン目(GST-PTP1B C/S とGST-PTP1B D/A)の6レーン分の画像に類似しており、
画像の流用が疑われます。
指摘項目No.36
論文#6のFigure 1(C)のSHP-1とSHP-2も切り貼りの痕跡があって同一のレーンの使い回しの様に見えます。
指摘項目No.37
論文#6のFigure 1(C) のPTPーBASのレーンは2つ左のPTP36のレーンを少し左右に圧縮して上に持っていったように見えます。
切り貼りの痕跡も確認できます。
指摘項目No.38
論文#6のFigure 1(C)のPTPカッパのレーンは切り貼りしているように見えます。
レーン全体を上下に圧縮するとPTPλのレーンとバンド位置やバンドの特徴が一致するように見えます。
指摘項目No.39
論文#6のFigure 2(A)のαSTAT5の右端のバンド画像(D/A の+)が、
Figure 4 (A)のαSTAT5のPTP1Bの3レーン目(5min)のバンド画像や、
Figure 7 (B)のαSTAT5の右端の画像(PTP1BのD/Aの+)に類似しており、
画像の流用が疑われます。
指摘項目No.40
論文#6のFigure 2(B)1段目aPYのSTA5aを上下反転するとSTAT5bと類似しており、
画像流用が疑われます。
指摘項目No.41
論文#6のFigure 2(B)の3段目のaHYも同様にシミまで類似しており、
画像流用が疑われます。
指摘項目No.42
論文#6のFigure 2(C)の1,2,5,6,7,8レーン目の6レーン分の画像が、
Figure 7(B)の1,2,5,6,7,8レーン目の6レーン分の画像と類似しており、
画像流用が疑われます。
指摘項目No.43
論文#6のFigure 3(A)のSTAT5aのαPYのGST(10, 1, 0.1)の3レーン分の画像を左右反転させたものが、
Figure 3(A)のSTAT5bのαPYのGST(10, 1, 0.1)の3レーン分の画像に類似しており、
画像流用が疑われます。
指摘項目No.44
論文#6のFigure 3(A)のSTAT5bの4,5,6レーン目(GST-PTP1bWT)の画像が、
Figure 3(A)のSTAT5bの8,9,10レーン目の画像と類似しており、
画像流用が疑われます。
指摘項目No.45
Figure 3(A)のSTAT5bのaSTAT5の右から5レーン分の画像が、
Figure 5(A)のSTAT5bのPTP1Bの5レーン分の画像と類似しており、画像流用が疑われます。
指摘項目No.46
論文#6のFigure 4(A)のSTAT5aのmockのαPYの1,2レーン目(PRL:0, 2)の画像が、
Figure 4(A)のSTAT5aのPTP1Bの4,5レーン目(PRL:30, 60)の画像と
類似しており、画像流用が疑われます。
指摘項目No.47
論文#6のFigure 4(A)のSTAT5aのmockのαSTAT5の4,5レーン目(PRL:30, 50)の二つのバンド画像が、
Figure 4(A)のSTAT5aのPTP1Bの1,2レーン目(PRL:0, 2)の二つのバンド画像と
類似しており、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.48
論文#6のFigure 5(A)のSTAT5aのmockの5レーン分の画像が、
Figure 5(A)のSTAT5bのmockの5レーン分の画像と
類似しており、画像流用が疑われます。
指摘項目No.49
論文#6のFigure 8(B)のSTAT5aのαPYの3,4レーン目(C/S, D/A)の画像が、
そのすぐ下のαSTAT5の3,4レーン目(C/S, D/A)の画像と
類似しており、画像流用が疑われます。
指摘項目No.50
論文#6のFigure 8(B)のSTAT5bのαPYの3,4レーン目(C/S, D/A)の画像が、
そのすぐ下のαSTAT5の3,4レーン目(C/S, D/A)の画像と
類似しており、画像流用が疑われます。
問題図の高解像度画像(画像をクリックしてください。)
↓ 論文#6のFigure1
↓ 論文#6のFigure2
↓ 論文#6のFigure3
↓ 論文#6のFigure4
↓ 論文#6のFigure5
↓ 論文#6のFigure7
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#7 | Aoyama K, Matsuda T, Aoki N. | Characterization of newly identified four isoforms for a putative cytosolic protein tyrosine phosphatase PTP36. | Biochem Biophys Res Commun. | 266 | 523-531 | 1999 |
まず初めに生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
こちらで発見した捏造箇所を含めると、合計7箇所で画像の流用が認められることになります。
指摘項目No.51
論文#7のFigure 2(C)の2レーン目のAのバンド画像は
Figure 3(A)のPTP36-AのInhibitor(-)のバンド画像や
Figure 3(A)のPTP36-Cのattachedのバンド画像と、
類似しており、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.52
論文#7のFigure3AのPTP36-Bの左4つのバンド群(P-S-P-SとならんでシグナルはPの2つだけ)とPTP36-WTのattached-detachedのバンドが
左右の縮尺をわずかに変えただけで同一に見えます。
(前者はバンドとバンドの間にSのレーンがあるとされていますが、後者は2つのレーンが並んでいるだけです。)
指摘項目No.53
論文#7のFigure 3(A)のPTP36-Bのdetachedのバンド(cytoskeleton stabilizing buffer)とSDS sample bufferでのdetachedのバンドが。
類似しており、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.54
論文#7のFigure 3(A)のPTP36-Bのstauro処理したバンドとattachedのバンドが同一に見えます。
指摘項目No.55
論文#7のFigure 2(D)のprimer set IVの画像のうち、2,3レーン目のバンド画像が、
7,8レーン目のバンド画像と類似しており、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.56
論文#7のFigure3(B)のPTP36-Bのバンド群を180度回転、左右反転、わずかに左右拡大するとFigure4(B)のBand4.1に一致しています。
同じくFigure 4(B)のBand4.1のバンド群を上下反転させるとFigure 4(B)のPTP36-Dのバンド群と一致しています。
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#8 | Aoki N, Yamaguchi Y, Ohira S, Matsuda T. | High fat feeding of lactating mice causing a drastic reduction in fat and energy content in milk without affecting the apparent growth of their pups and the production of major milk fat globule membrane components MFG-E8 and butyrophilin. | Biosci Biotechnol Biochem. | 63 | 1749-1755 | 1999 |
生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
指摘項目No.57
Figure 4 MFG-E8、LFの4レーン分とHFの4レーン分が酷似しており、画像の流用が疑われます。
HFの方が横方向に引き延ばされています。
さらにこの4レーン分は以下のBBRC別論文(論文#11)のFig3Aレーン3から6と酷似しています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9920772
よって、もし青木直人氏が論文#11の筆頭著者や責任著者に画像の使用許可を得ていない場合は、「盗用」の不正行為が行われた可能性が考えられます。
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#9 | Aoki N, Kawamura M, Yamaguchi-Aoki Y, Ohira S, Matsuda T. | Down-regulation of protein tyrosine phosphatase gene expression in lactating mouse mammary gland. | J Biochem. | 126 | 669-675 | 1999 |
生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
指摘項目No.58
論文#9のFigure 1(A)のb-actinの左から4レーン分がFig3 Heartのb-actinと類似しています。
指摘項目No.59
論文#9のFigure 1(A)のb-actinの右から4レーン分がFig3 Kidney のb-actinと
類似しており画像の流用が疑われます。
指摘項目No.60
論文#9のFigure 2(A)のPTPイプシロンのバンド群とSHP-1のバンド群は
上限反転で一致するように見え、画像の流用が疑われます。
指摘項目No.61
論文#9のFigure 4(A)のPTPアルファは
Figure 2(A)のSHP-1の3-4レーンおよびFigure 2(A)のPTPイプシロンの3-4レーンを上下反転したものとシミまで
類似しており画像の流用が疑われます。
指摘項目No.62
論文#9のFig 4AのLARは、
Figure 2(A)のPTP1Bの3-4レーンを左右反転したものとシミまで
類似しており画像の流用が疑われます。
指摘項目No.63
論文#9のFigure 4(A)のPTPラムダは、
Figure 2(A)のPTP2の6-7レーンとシミまで
類似しており画像の流用が疑われます。
指摘項目No.64
論文#9のFigure 4(A)のPTP-PESTは、
Figure 2(A)のPTP-PESTの4-5レーンを左右反転したものと
類似しており画像の流用が疑われます。
指摘項目No.65
論文#9のFigure 3 Kidney のb-actinの左から3レーン分を左右反転すると、
Figure 3 Liverのb-actinの左から3レーン分と
類似しており画像の流用が疑われます。
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#10(撤回済) | Aoki N, Yamaguchi-Aoki Y, Ullrich A. | The novel protein-tyrosine phosphatase PTP20 is a positive regulator of PC12 cell neuronal differentiation. | J. Biol. Chem.(撤回済) | 271 | 29422-29426 | 1996 |
論文撤回Watchでも、詳しく捏造の態様が紹介されています。
指摘項目No.66
Fig2(A)の泳動画像と、Fig4(A)の泳動画像が類似しており、 画像の流用が疑われます。
問題図(Figure2)の高解像度画像
問題図(Figure4)の高解像度画像
論文番号 | 著者名 | 論文タイトル名 | 発表雑誌名 | 巻、号 | ページ | 出版年 |
論文#11 | Oshima K, Aoki N, Negi M, Kishi M, Kitajima K, Matsuda T. | Lactation-dependent expression of an mRNA splice variant with an exon for a multiply O-glycosylated domain of mouse milk fat globule glycoprotein MFG-E8. | Biochem Biophys Res Commun. | 254 | 522-529 | 1999 |
生物@2ch掲示板 「捏造、不正論文 総合スレ」で、 画像の流用(データ捏造)の可能性が指摘されました。
指摘項目No.57
Figure 4 MFG-E8、LFの4レーン分とHFの4レーン分が酷似しており、画像の流用が疑われます。
HFの方が横方向に引き延ばされています。
さらにこの4レーン分は以下のBBRC別論文(論文#11)のFig3Aレーン3から6と酷似しています。
http://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/9920772
よって、もし青木直人氏が論文#11の筆頭著者や責任著者に画像の使用許可を得ていない場合は、「盗用」の不正行為が行われた可能性が考えられます。