狐の日記帳

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『囮物語』/西尾維新

2011年07月31日 18時07分29秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は西尾維新の小説『囮物語』を読んでいました。
 「化物語」シリーズの最新刊。今回は千石撫子のお話です。

 感想を一言で述べると、「西尾維新、やっちまったなあ!! (←良い意味で)」でありますよ。


 「化物語」は登場するキャラクター達がメタ発言をすることが多く、これまで「千石撫子=ラスボス」発言が幾つかあったので、やるだろうとは思っていたけど、まさにラスボス降臨。しかも千石撫子の主観で描くことによってこれまで築かれてきた千石撫子イメージを一変させてしまうとは。

 よくは知らないがおそらく大勢いるであろう千石撫子ファンを敵に回すかもしれない所業。いやファンも案外楽しんでいるかもしんない。

 
 「化物語」セカンドシーズンも残りあと二冊。
 ラストがどうなるか楽しみでありますよ。



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