川塵録

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すべからく古今第一等の人物たらんとするべし

2022年01月08日 | 古典・漢籍
言志四録の全文とその和訳が載っているサイトを発見。いいね。

そこから拝借。

私が好きな言志録118条:

世間第一等の人物と為らんと欲するは、其の志小ならず。余は則ち以て猶お小なりと為す。世間には生民衆しと雖も、而も数に限り有り。茲の事恐らくは済し難きに非ざらむ。前古已に死せし人の如きは、則ち今に幾万倍せり。其の中聖人、賢人、英雄、豪傑、数うるに勝うべからず。

我れ今日未だ死せざれば、則ち梢出頭の人に似たれども、而も明日即もし死になば、輒ち忽に古人のロク中に入らむ。是に於て我が為したる所を以て、諸を古人に校ぶれば、比数するに足る者無し。是れ即ち愧ず可し。故に志有る者は、要は当に古今第一等の人物を以て自ら期すべし

____________

意訳もこのサイトから拝借。私がちょっとアレンジ:

世間で名声ある人物になろうとすることは小さくない志である。だが自分は、まだそれでは小さいと思う。第一等の人物になるのはそう難しいことではない。
(中略)
だから、志ある者は、古今第一等の人物になるんだと自ら期すべきである。
____________

最近,「中山さんってなんでそんなに元気なんですか」「どうしてそんなにパワフルなんですか」って言われることがある。

この言志四録,正確には言志録の,118条を愛しているからです,ってのが一つの答えです。

古今第一等の人物を以て自ら期して

いるからです。今日も古今第一等の人物に負けない一日を送る。だから朝1時に起きて,朝2時の今から事務所に行って仕事しようとしている。
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