ぷるるる・・ぷるるるる。
携帯がなった。
「メッコさんの携帯ですか？
こちら、真宗大谷派 山形教務所の◎◎です。
先日は、執筆依頼を引き受けて頂きありがとうございました。」
「あ。 あぁぁ。。。 とんでもございません。」
「また、お願いなのですが・・・。」
・・・えっ 何だろ （不安）
「先日頂いた原稿を、同朋新聞にも、転記させて頂きたいのですが
宜しいでしょうか？」
同朋新聞とは・・・京都の本山(東本願寺)が、毎月発行し、お寺を通じてご門徒さんに渡される
真宗大谷派の機関紙。 なのだそうだ。
つまり・・・全国版ですな。
えっ？ まてよ。 そりわ・・・全国の真宗大谷派の御門徒さんが見る新聞でしょ？
それにメッコが書いた記事が、掲載されるっちゅー事だ。 早く言えば。
（遅く言っても そうだよっ！)
だって 最初は山形版「響流」に乗せる文章を書いてくれって言われたから
「ああ。地方版の冊子みたいなものね。」 と思い書いたのにぃ。
なんだか 事がおおごとになってきた。
全国版っちゅーのは すごいっすよね。
北は、北海道から 南は沖縄ですわよ。 ああた。
なんで あたしが書いた 拙い記事が、ここまで一人歩きしていくんだろう。
「では、了解して頂いたということで よろしいですね。」
「あ。 あぁぁぁぁ。 それでは ありがとうございました。」
とかなんとか 意味不明な言葉を発していた メッコ編集長であった。
しっかし・・・断る理由もなかったのだが・・これで いいんだろうか。
おら しらねっ。
