夜中の2時に携帯が鳴った。 社長からだ。
タクシーがつかまらないから迎えに来いという。 3人を送って欲しいという。
どうやら、居酒屋で会議をしていて、いくら電話をしてもタクシー会社に繋がらないらしい。
「はいっ!! 只今、お迎えに参ります!!」
外はアイスバーンだったが、全部青信号で、スイスイ行けた。
3人のうちのひとりの女性が車の中で・・・
「俺、絶対にくるタクシーを知っている。」と言って社長が電話していたという。
「誰が来るのかと思っていたら・・・・メッコさんでしたか。」
なるほど
絶対に来るタクシーねぇ。 100%繋がるし、速攻くるからね。
社長 直属のタクシーだ。
で・・・
朝の8時半で、モンゴル人のバイヤーが、高速バスで工藤旅館バス停に着くから迎えに行ってほしいという。
夜中の3時で寝て、朝起きる自信がないと言う。
相手のバイヤーから、「今切符を買ったから、朝に着くから」 と言うラインが、入っていたらしい。
「明日来ると言っていたのに、何で今日なんだ!? ラインを今見たから良かったものの、見落としていたら
どうなっていたんだ。」
ま、狭い酒田だから、いつ着こうと会社にはたどり着けるとは思うが・・・
「えっ、この間きた あの夫婦のモンゴル人ですか? 何しにくるんですか。」
彼らが帰る時も送って行ったが、その時、モンゴルにも遊びに来いと言われた。
あの時は、海を見せたり水族館に連れて行ったんだけど、喜んでいたっけな。
あとは、酒田にくることもないのだろうな と 思っていたら・・・又きたのかよ。
去年の11月に来たばっかりなのに。
ロシア人が来た時も
「あなたは、絶対にロシアに来ます」 と 翻訳ソフトを使ってわけのわからない日本語ををメッコに言っていた。
あのね メッコ パスポート持ってないの。
なんだか、社長が2月にアタシも中国に連れて行くような話をしていたと、周りから噂が流れてきたので
だったら、パスポート取らなきゃな と 思い 申請書をダウンロードして書類は準備している。
あとは顔写真を撮って市役所に行けばいいのだが・・・・
その顔写真を撮りにいく時間がないのだ。
申請から発行まで2週間くらいかかると書いていたケド、多分、中国行きまでは間に合わないとおもう。
それほどメッコは忙しいのだ。
まさに、寝る暇もない。
だって、夜中の2時によびだされるのだモン。