入社して一ヶ月あまり経過した昨日、 夜 スタッフミーティングがあった。
仕事に関する注意事項・連絡・等々があり
時間も一時間経過したので そろそろ 閉会となるところで・・・
「実は ターミナルのことについてなのですが・・・」
と 責任者が切り出した。
「まだ 未確定で 詳細なデーターはまだきていないのですが
もし そういうお話の依頼が会社に来たら 仕事を引き受けられますか？
夜の10時から あくる日の午後4時までの勤務で 交代制になります。」
メッコは 思った。
ついに きたぞ。
メッコは 寺に通うようになった4年前から 終末医療にたづさわれる仕事をしたいものだと 思うようになっていた。
ビハーラ医療団・ビハーラ往生のすすめという本も読んだ。
でも そのころは まったく別の仕事についてたし まあ その希望は希望で終わってしまうだろうな とか 思っていたのである。
こんなに早くそれが 実現可能になるとは 思いもよらなかった。
いや。
話は まだ 確定したわけではない
男性なのか 女性なのか 何歳の方なのか まだ はっきり会社には連絡はきていないが
もし そのような話がきたらという前提で 引き受けてくれるスタッフがいるかどうか
確認したかった様子だった。
メッコは どこにお住まいの方ですか？ と 聞いた。
「◎◎町の方です」
メッコの家から近い。
車で 10分以内で行ける範囲だ。
私は
「引き受けられます。」 と 答えた。
隣に座っていた △△さんも できます。 と 名乗り出た。
今後 どのような展開になって行くかはわからないが
こころの準備は 万全にしていきたいと思っている。
