うぱやなんでも堂

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後漢書宦者列伝・単超(五侯)伝(くだけた訳文)

2021-09-27 22:42:29 | 後漢書:宦者列伝:序文・蔡倫伝・鄭衆伝・孫程伝・曹騰伝・単超伝・侯覧伝・曹節伝

少し前に記事タイトルの「後漢書宦者列伝・単超伝」の訓読、書き下し、訳文を2回にわたってアップしました。

今回も以前の孫程伝、曹騰伝に続き全く乗らないのですが、くだけた訳文を作成しました。

その途中に漫画と言えるかどうかですが、5~6枚の画像を並べて一応漫画にしました。

漫画にしたのは厠での密談と血の盟約のシーンです。当然、ウソも入れています。

ここで、上に記載の「密談はトイレで」と「出血盟約」について画像を並べ簡単な漫画にしました。

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2 コメント

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Unknown (ゴンダワラ)
2021-09-28 12:38:55
お疲れ様でした、非常に分かりやすく、面白うございました!
梁冀さん、遊びにかけては熱心だったようですね。
父の半分でも能力を受け継いでいれば、陥れられることもなかったかもしれません。

しかし、単超さん、お気の毒です。
もしや早死にした原因はこれ?歴史的発見!?かも。
力にない宦官が、権力者を倒した事は称賛に値しますが、
やはり後がいけないですね。
おこぼれに与ろうとする親類が集まってきて、そいつらも出世して権力が大きくなり、
気が大きくなってしまったのでしょう。

黄浮さん、気骨がありますね。
おそらく、徐宣の家族や使用人も、驕り高ぶってやりたい放題だったかもしれません。
チンケな使用人が、主の威光を借りて、やりたい放題なんて、時代劇にありそうです。

本当に寄生して生きている奴にムカつきます。
そいつらを食わせてやるために働いてるんじゃねーんだよ!と、
引きこもりの息子や娘、兄弟姉妹を養っている方々の怒りの声が聞こえてきそうです。

蔡倫さんの名誉回復は評価されていいですね。
宦官と言うと、悪徳官僚みたいなイメージがついて廻りますが
おそらく趙高さんと五侯さんの所業のせいでしょうね。
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Unknown (sen)
2021-09-29 00:27:07
分かりやすいと言っていただけるのが一番嬉しいです。
誰がなに侯になったとか、金をいくら賜ったとかいう文章が非常に長くて、五侯の親戚連中の名前も複数出てきますが、こういうのは全部カットしました。
後漢書は非常にこういう記述が多いです。
梁冀は動物好きだったのか、数キロメートルにわたるウサギの放し飼い施設を造らせていたようです。
ただ血筋だけの、これといった功績もないのによくこんな贅沢が出来るもんだと思いますね。

この時代ですから早死にの病の原因はいろいろ考えられますが、盟約からあまり時間が経たないうちにお亡くなりになってるので、つい思い付きました。
酒で消毒したかどうかは分かりませんが、雑菌うようよだったでしょうね。

同じように酷い目に遭った方々は官吏でもたくさんいたと思いますが、みな報復を恐れて泣き寝入りしていたようですね。
自分の命を顧みず、素晴らしい度胸だと思います。
そうですね、使用人の果てまで威張り散らしていた可能性はありますが、子供だろうが何だろうが容赦なくだったそうです。
まぁ、根性が腐りきった者なら年齢は関係ないですね。

この後の宦官たちの親類は殆どがそのコネで地方の役人に就任していますね。
会長と鄭衆さんについては、後漢書の中では親類がコネで任官した事実は確認されてないそうです。
呂強くんは清廉潔白なんですが、後に趙忠から親類の汚職を告発されて陥れられてるのです。
図々しい親戚が呂強くんに泣きついてせがんだと考えたいですね。
鄭衆さんから「そこがあなたの甘い所ですねぇ。隙を見せてはいけませんよ。」と注意されそうですね。

趙高はレベルが違いますが、五侯の次は侯覧、曹節、十常侍と悪徳宦官が続きます。
このあたりで賄賂、汚職の悪いイメージが固定化してますね。
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