ずーみんのはがき絵七十二候

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水引草(ミズヒキソウ)

2021-10-08 18:12:50 | 日記

 散歩道に水引草の花が咲いていました。絵を描こうと思って写真に撮って帰りました。さて帰宅して見てみると、細かい部分がよくわかりません。翌日また出かけました。今度はスケッチブックを持って行って、スケッチをもとにこの絵を描きました。

 「水引草咲いていつもの散歩道」

 

 

 小さくてかわいらしい花です。画像を検索すると、花の部分をさらに拡大してくれているものもあり、花弁の外側が赤く、内側が白くなっているのがわかります。その様子が紅白の水引のようだとこの名がついたのだと書いてありました。

 私も虫眼鏡で見てみました。確かにそのようになっていました。絵では点にしか描いていませんが、その一粒一粒がちゃんと花なのです。当たり前なんですが、その精巧さにいくらでも見ていられます。

 

 

 「なかんずく水引草のえーらしか」

 「えーらしか」というのは福岡・佐賀あたりの方言で「かわいらしい」という意味です。「愛らしい」というのが語源ではないかと思っています。「やーらしか」とも言います。「やーらしか」と言われても決して「いやらしい」「エッチだ」「スケベだ」という意味ではないので怒ってはいけないのです。

 「中でも特に水引草がかわいい」と詠むことで、秋の散歩道にはほかにもかわいいものがあるよ、という意味を込めたつもりです。