いつかはスキンヘッド

3x歳にしてそろそろ頭髪がヤバくなりつつある男の、たわいもない独り言&独りよがりの数々。

チャリパカとディジガレ

2008-09-07 | 音楽
会社の近くのTSUTAYAで

「トリビュート・トゥ・チャーリー・パーカー」

という音楽DVDを見つけた。
1989年にパリで行われたジャズジャイアンツによるチャーリー・パーカー・メモリアルライブを収録したDisc1と、ジェイ・マクシャン率いる「カンザス・シティ・バンド」によるライブを収録したDisc2の2枚組だった。

まずDisc1のメンバーがスゴい。

ディジー・ガレスピー(tp)
ジャッキー・マクリーン(as)
フィル・ウッズ(as)
スタン・ゲッツ(ts)
ミルト・ジャクソン(vib)
ハンク・ジョーンズ(p)
パーシー・ヒース(b)
マックス・ローチ(ds)

このメンバーで「コンファメーション」「チェロキー」「チュニジアの夜」なんてやるんだからモダン・ジャズ・ファンには涙モノ。
マクリーンとウッズが「チェロキー」のテーマをハモって吹いているのなんてこのDVDだけじゃないだろうか?

ガレスピーもこの当時既に70歳越えで、さすがに若い頃に比べればパワー落ちは否めずフレーズもフゴモゴしているものの「チュニジアの夜」では実音ハイCのキメフレーズを確実にヒット。さすが。

久々に見応えのあるDVDだった。この面子のうちフィル・ウッズとハンク・ジョーンズ以外はみんな死んじゃったけどね(涙)。

Disc2のカンザス・シティ・バンドはベイシー・ビッグバンドが好きな人なら間違いなく気に入る、まさに「カンザス・シティ・サウンド」のビッグバンドものだった。
こちらもクラーク・テリー(tp)とかテレンス・ブランチャード(tp)とかベニー・カーター(as)とか、なかなかの面子だった。

でもこのDVD2枚組、Amazonで見たらまだ発売前/予約受付中だった。
え?レンタルの方が早いの?


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