CINECHANが観た映画について

映画ブログ。感想というより記録のようなもの。
基本的にはネタバレに近いものがあります。

23-078「ムーンシャーク」(アメリカ)

2023年04月07日 00時42分20秒 | アメリカ映画
どうして月にサメがいるんだ!?
 冷戦時代、ソビエトは対米兵器として、鮫を兵士に改良した「ハイブリッドシャーク」を開発する。 しかし、研究施設の鮫兵士が暴走し、セルゲイ博士は鮫兵士を道連れにロケットで月へと向かった。
 それから40年後、宇宙飛行士たちを乗せたNASAの宇宙船が、月に向かう途中何かに妨害される。(「作品資料」より)


 「シャークネード」シリーズのアサイラム製作の新たなサメ映画。

 ソ連で開発されたハイブリッドのサメが40年も月の裏側に生息し、やがて月面調査にやって来たNASAの宇宙船を奪い、地球侵略を目論むという話。

 何となく、月の裏側に生き残っていたナチスが地球に攻めてくるという「アイアン・スカイ」を思い出したな。

 それにプラスサメを合わせた「スカイ・シャーク」などという作品もあったが、それは関係ないか。

 ソ連の開発が凄いと思わせる、人間のように足で動き、更に言葉まで喋るサメもいるハイブリッド。

 月面にやって来たNASAのトレスら飛行士たちは、ハイブリッドに襲撃されるが、実は月に生息していたのはハイブリッドたちだけではなく、40年前にハイブリッドを月に送ったソ連の開発者、セルゲイ博士も生き残っており、トレスたちを助ける。

 こうして、宇宙船を奪い、地球侵略を目論むサメたちと、それを阻止しようとするトレスたちの戦いが繰り広げられる。

 月面のシーンは、ちょっとチープな感じで、セット感丸出しではあったな。

 設定はトンデモという感じであるが、ストーリーはシリアスに展開していく。

 クライマックス、トレスたちのが乗ってきた宇宙船、そして40年前にセルゲイがハイブリッドを運んできた宇宙船、二体とも爆発するという展開で、地球に戻ろうとしていたトレスたちはどうなるのかと思ったが、まさかの展開。

 突っ込みどころも多々ありながら、SFサバイバル・アクションとして面白い一本ではあった。

/5
 
監督:グレン・キャンベル、タミー・クライン
出演:マキシ・ウィトラク、エゴ・ミキタス、タニア・フォックス、マイケル・マルセル
於:池袋HUMAX CINEMAS

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 23-077「マジック・マイク ... | トップ | 23-079「コマンドーニンジャ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

アメリカ映画」カテゴリの最新記事