映画「紺青の拳」(ネタバレ注意）

コナンワールドにおいて
下まつげと糸目は怪しい、という持論が恐ろしいほど的中しました。
今回の蘭ちゃんは、ちょっとワルです。そして、あのキャラのままのヒロイン園子、良かったです。
京極さんが出ている割には、アクションは派手ではありません。シンガポールはそれほど破壊されずに済みました。
しかし
災害と復興、そこに動く莫大な金、という点に踏み込んでいます。前回のIoTテロといい、社会派の側面が出てきたのでしょうか？
ストーリーも練られており、ユーモアを交えたつくりは、今までになく洗練されているという印象を受けました。寺井もさりげなく登場しますし、ぬかりないです。

その分、ちょっとおとなしすぎる！？
表面張力を超えて流れ落ちた部分が無く、ぴったり八分目におさめましたよ、といった感じ。様々なアイテムをぎゅうぎゅうに詰め込んで、はち切れそうだった従来の映画の魅力が、少し欠如しているように思いましたが、これは好き好きでしょうね。