糸へん暮らし

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名探偵コナン ゼロの執行人(ネタバレあり)

2018-04-24 15:07:25 | 日記
安室さんの、安室さんによる、安室さんのための映画。
ポーカーフェイスの多い彼の、鬼の形相も見られます。

最初と最後に爆発があるのは、お約束。

王子様の乗る、白馬ならぬ白いRX=7が戦車並みにタフなのも、すごい。
でも最後のクレジットに、「Mazda」が見当たらなかったように思います。
トシのせいで見逃したのかもしれません。


青山先生の描く女性は、強くてかっこよく、それが不自然でないところがすごいですね。
その分、従来通りのヒロインである蘭ちゃんが、かすんでいます。
あのお父さんの側に残った、健気な女の子なんですが…。最近は空手の方もご無沙汰です。

ネット社会のもろさを突く犯罪は目新しく、最近警戒が必要と言われているIOTハッキングの映像化がリアルで、「こう使われたら本当に怖いな」と思いました。今までにない身近な恐怖、というか…。でも映像的には地味で、爆発シーンに頼らなくては、映画的にはね…。

気になったのは「日本を守る」旨の台詞がやたらと多かったこと。

安室さんは警察庁のエリート、対する検察庁のエリートも、日本を背負って立つと思いこんでいる方達ですから、セリフとして出てきても、それ自体不自然ではない。

でも、犯罪の動機となる「エリートの歪み」を、深く追求していないために、どこか「トランプ病?」ぽく、軽く聞こえました。

ちなみに安室さんの恋人は「日本」だそうです。


きもの、着たいけど…

2018-04-10 09:14:40 | 日記
先日、ひさびさに里帰りし、着物を虫干ししてきました。
娘に着せようと思っている、自分の振袖が虫に食われていない心配だったのですが、幸い無事でした。
私の振袖は、エビ茶色に御簾と菊の、地味な柄。作った時は満足だったけど、今見ると「地味だなあ…」とつくづく。娘に着せたいとは思えないのです。
当時の私は、パステル調の着物を着ることに抵抗があったのですが、親になると、娘には乙女ちっくな着物を着せたくなります。

それはさておき
虫干しした着物の中には、「着たいなあ」と思うものもいくつかありました。色無地とか、紬とか。
でも着物はハードルが高い。
着付け云々は、克服しようとすれば何とかなると思いますが、一番のネックは足元です。

草履や下駄って、靴に慣れた身には、すごく心もとない履物に感じます。すぐ脱げそうだし、階段が怖い。地震でも来たらどうしよう。はいからさんみたいにブーツを合わせたいが、食事などで和室に上がった時、着物でスマートにブーツ履くのも難しそう。
夏の浴衣があんなに着られているのは、下駄がサンダル感覚なのと、サンダルに浴衣でも、そんなに不自然にならないからではないでしょうか?

着物にぴったりで、普段から履ける履物があれば、みなもっと着物に親しむのでは…と思いました。