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小惑星探査機「はやぶさ」が帰還できるかも・・

2009-11-20 14:04:44 | 科学もろもろ
はやぶさJAXA(航空宇宙研究開発機構)が2003年に打ち上げてから、2年以上かかって2005年に小惑星イトカワに着陸して(地面にちょっとタッチしただけ)、そのイトカワの表面のサンプルを採集して(成功したかは不明ですが)持ち帰ってくるはずの「はやぶさ」という探査機が、いろいろな故障しながらも地球に戻ってこれる可能性が出てきたそうです。
私としては、このけなげなさに目頭が熱くなってきてしまいます。
はやぶさに4つあるエンジンのうち、出発してすぐに1基(A)故障し、2007年にはもう一基(B)、そしてさらに先日の11/9にまた一基(D)が故障し、現在は残りの一基(C)だけになってしまった・・たとの報道があありました。
4つあるエンジンの内3つが故障しては、さすがに地球にはもう戻れないのでは・・と思われていたのですが、凄いものですね・・ああいう衛星は莫大な費用がかかるので、いろいろな安全策が盛り込まれているのですね。
JAXA(航空宇宙研究開発機構)の方で、いろいろいろとトライをして故障してしまった(A)と(B)のエンジンの配線を切り替えて・・こういうことがリモートで出来るというのも凄いですが・・この二基のエンジンで一基分のパワーを出して、推力が確保できる見通しが立ったとのことです。
なんとか、このまま来年の6月まで動いて、地球に帰還してほしいものです。



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