八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

初心にかえる

2015-07-29 21:10:25 | 日記
火祭りのお知らせを まちがってH15年と書いてたので訂正!


なんて事だH15年と言えば父のなくなった年でこの年には『インゲ亡くなったから火祭り中止なんですってね』といった話まで持ち上がってた。


『しますよー』と此方が驚いた位でしたよ。


父から『行事は大変でもやめるなよ!お前一人でもやれ!やりよったら人は見てくれてるぞ!一回でも休んだら後は、ないぞ!!』
と言われてましたし。火祭り始めた頃は父は『幼なじみの友達と二人で準備から始めた!大変やった!』
『若造のくせに』と父も思われてたけど、頑張って今があると。

聞いてました。けど父が居ないぶん私達が頑張るよ!と信者サン達がとても盛り上げてくださりました!


誰か彼かいつも助けて下さる信者サンがいる幸せに感謝です!

今日も『良いところですね。心が癒される又、きたいです!』といってもらえました。初めて訪れた人を和ませる場でありたい!とお寺の者と信者サンの心が一致して皆が自分のかけがえのない時間と労力を惜しみ無く奉仕してくださる事には頭があがりません。


父がなくなって直ぐ『インゲが居らんくなって山はダメじゃ!っち思わせんように頑張るけん大丈夫よ!』といってくれたSオイチャン普通なら『頑張れよ!バカにされんようにせな!』と私に言う所を自分が頑張るけん!と言ってくれたのが忘れられません。



今月亡くなったスミ子おばちゃんは『あきさーん。数珠が刀と思いなはい!なんでんが拝んで拝んで拝みたおさな、つまらんので悩みあるときは人と同じじゃあダメなんで人の何倍も拝まなあ。つまらんのんで拝みないよ!お不動さんに拝んでいかな。今んしは自分は拝んでねえやろ。直ぐあきらめるけんな拝まな』とよくいっていた。

何十年も修行して朝から晩まで滝に入り山をかけ他の修行者のご飯焚きと苦労しながらの修行をした人の言葉はおもかった。

心して拝んでいかなきゃなあ。


拝みやすいお寺じゃなきゃなあ。


『初心を忘れず頑張れよ!』と仏の国から皆に言われるのかも。


火祭りは皆さまの御奉仕なくして拝めません。今年も暑いですが御協力と御奉仕のほど宜しくお願いします。


次で火祭りの説明します!