八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

6月6日(土) お休みします!

2015-05-31 20:17:38 | 日記

先代住職の十三回忌法要のためにお参りはお休み致します。

十三回忌早いなあ。まだまだ亡くなった時の別れの哀しみは本当の意味ではなくなってないのかなもしれない。『生きてたらなあ~』と感じる瞬間に感じる寂しさ。


『いま、喜んでくれてるかなあ?おこってるかなあ?』

と姿は見えないけど…。亡くなった後の方が自由自在に父に全てを見られてる!隠し事できないなあー。と思うと…。


怖いぶんもあります(  ̄▽ ̄)


『法事をする!』っち。大変やけど父が好きだった人達に集まってもらってお供養できるのは幸せな事だと先祖や亡き父に改めて感謝感謝。

先程も『住職いますか?ハッ死んだ!!ウソじゃろ』って久しぶりに来た方がビックリしてました!確かに平均寿命なら生きてる歳だからビックリするのかなあ。


亡くなって丸12年なのですがその間こられてない方はビックリしますよね。



境内掃除の感謝

2015-05-29 12:49:50 | 日記
『なんかあったんですか?道が綺麗♪』 『凄いきれいですね』 『掃除するところがないくらい綺麗やなあ』

とS夫妻サンが連日朝早くからお掃除してくださったお陰でお参りに来てくださる方々は喜んでくれました。


ありがたいなあ。

やはりまだまだ草刈りが未熟な私達ですので感謝感謝です!


『これからは、お寺は生きていくのは大変だぞ!!跡継ぎはかわいそう!!』など、『墓じまい』など暗い話をよく聞くたびに家のお寺は信者さんに救われてるなあ~。

と感謝です。


信仰!お参りによって救われる心を伝えるのには掃除からなのかもしれません。


杉の葉が落ちてない参道は通るだけで心がスーッとします!

この参道のように私の心よいつも綺麗であれ。その為には絶えまい努力がやはり必要ですね。


明日から雨の模様また草がグングン伸びますね!

厳かな神様

2015-05-28 00:44:13 | 日記
宇佐神宮本殿遷座祭が74年ぶりに行われました。

私達家族も是非神様を拝みたいと参拝させていただきました!

夕方こられたI夫妻も一緒にお参りしました!

暗くなってから興しに乗った神様方が本殿の階段を悠々と上っていかれるお姿はなんとも言えぬものでした!


写真に納めるのがオコガマシイような。

チビッ子にも『ビデオ撮らんでいいけん!目に焼き付けなさい!!そのまま見らんともったいないよ!!』と伝えました!

お神輿が近くにこられるとパンパンと皆さん2拍手されてて拝まれてました!
私達も拝ませてもらいました!皆、自然と頭を垂れるのが不思議でした!


思ったほどの人はいませんでした!
伊勢神宮や出雲大社の式年祭はテレビでも大々的に広告されて遠くに住む私でさえ『いきたいなあ♪』と思ってましたが…

今回は『そうなん!しらん』って方が多かったので、『知ってたら行きたかった』
て方々が多いんじゃないかな?とおもいました!

きっと!いにしえからかわらず続けられてる事なのでしょう。

けして派手さや綺羅びやかさはなかったのですが、だからこそ暗闇の中に松明に照らされたお神輿の暖かい光が凄く神秘的でした!


密教と日本古来の神様のお祭り の違いも感じました。

でも暗い静寂の森のなかでざわざわと人の動く音と松明の明かりやかがり火の煙の香り。
神官サンがジャリをザッザッと歩く音。

そういった所をチビッ子には覚えていてほしいです。

涅槃像法要

2015-05-24 09:58:41 | 日記
今月の28日は不動護摩たきと涅槃像前での大東亜戦争犠牲者供養と世界恒久平和を祈る法要があります!

五月は八面山にとっては世界恒久平和祷りの月です!



『若くして亡くなった方々は戦争がなければ幸せに家族と暮らせてたのに』


『赤ちゃんのときに父は南方でなくなりました!』


『叔父が汽車で旅立った時六歳位やったけど…逢えんかもしれんって何故かわかった』


『兄は頭がよかったのに~生きてたらなあ』

『私より一日早く船に乗った友達は皆死んだ12才やったんよーなんも。しらんまま死んだんよ』

と80代の方々は戦争について語ってくれます。


そんな方々の追悼の祈りを捧げる事。

また2度と戦争で悲しまないようにと祈る法要です!


どうか皆が人生をまっとうし涅槃像様のように安らかなお顔のまま亡くなる事ができる世の中になってほしいものです。