八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

風の音 川の音

2012-03-24 23:02:02 | インポート
山に暮らしてると人工的な音をシャットアウトしやすい。

家族が気をつければ何とかなるから…。

強い風が吹き木々が揺れる枝や葉の音。

川の流れの音。


夜一人で居ると大人でも寂しく怖くなるような音です。


皆さん本堂を出るときに川の音を『雨ですか?』と勘違いされます。
街で暮らしてると川の音は日常的には耳に入らないでしょうから解らないんですよね。


今朝は愛犬タバサが5時位からワンワンと泣き続けてました。

そのご『キキキキ・ケーンケン』と雉の鳴き声が…。

タバサにしたら猟犬の血が騒いだんでしょうねえ。


今年は雉を久々によくみますが。

まだ鶯の声を聞きません。

本当の春はまだなのかな?


自然の中に暮らすのは良いけど若者は街の暮らしを目指す現代社会。

『ジャスコに車で十分以内に行け便利なのにね…都会でも十分以内にはジャスコ中々ないよね』と同じ地区の方との会話。

隣への音を気にしながら暮らすより自由な山暮らしは快適なんですがねえ。


たまには、時間を気にせず山でゆっくり過ごしてみてはいかがでしょう。

いまは花粉症でなければですが。


たまには周りに誰もいない自然と自分だけの空間は必要だと思います。

仏様との対話は先ずは自分自身との対話からです。

よく自分と対話してみることで何かがみえます。