八面山だより

八面山 神護寺からのお知らせ&日常

病の苦しみ

2009-05-25 13:13:16 | インポート
現在の寺は祖父が弟の病が治るように、お不動サンにおすがりし自らが信仰の道に進みできたお寺です。


昔は病院に行けない。

病院に見捨てられた。

原因不明。

など沢山の方々が山に籠もり。山をかけ。滝に打たれ。


仏様に助けて下さいとお参りしていたそうです。


皆治るようにと必死に行をしていたそうです。

今でも病の方や、その家族の方が沢山訪れます。

医学は進んでも病の悩みは絶えません。

私達は一生懸命お参りし。

お不動様と施主サンの間を取り持ち良い方向に進むように御祈願させていただきます。

私も院家サンも父の看病をした経験があるので話を聞いていると父と重なることが有ります。

どうにか成らないかなあ~。と辛くなる事もあります。

今朝も休みですが病の方の御祈願がありました。

看病してる奥さんの顔がとても疲れていました。

病人が一番シンドイと思いますが家族も同じ位に苦しいし。ヘトヘトになります。


無理は禁物とわかっていても。ついつい無理になります。


治療はお医者サンにお願いし。
心と体が少しでも楽に成りますようにと。
仏様にお願いするのが大切です。

病人サンの事が第一と思われますが。

家族の方も自分を大切にして下さい。


祖父は身近な人が病に苦しみ自分も一緒に苦しんだからこそ。


信者サンの気持ちを理解し行に励んだのだと思います。


私達は、まだまだ祖父にはかないませんが…。

闘うために辛い気持ちはお不動サンに持って行って貰う!気持ちで山に来て欲しいです。

この山には、そんなチカラがあると想います。