絵馬のつれづれ書き

和尚の日記

神々のかたち 2

2009年04月28日 | Weblog
写真は鞍馬山の由岐神社です。この神社のご祭神は、大己貴命(おおなむちのみこと)、少彦名命(すくなひこなのみこと)とあります。
耳なれない名前で話がやや複雑になりますが、大己貴命は大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の別称です。また少彦名命はちょうど一寸法師のような小さな神様です。

『日本書紀』では、大己貴命と少彦名命は力をあわせ、日本の国をつくりかためられた、とされています。
このように日本神話に出てこられるの神様がまた1つのグループです。神社ではこのグループの神様をおまつりになっているところが圧倒的に多いと思います。それだけ神様の数が多いということになります。

日本の代表的な神社である伊勢神宮の内宮は天照大御神(あまてらすおおみかみ)、外宮は豊受大御神(とようけのおおみかみ)、出雲大社は大国主大神をご祭神とされています。いずれも日本神話の神様です。         【以下次回に続きます】

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