絵馬のつれづれ書き

和尚の日記

やまぼうし

2009年06月03日 | Weblog

 写真は天満宮境内の やまぼうし(山法師)の花です。今満開を迎えています。
 やまぼうしは樹木で高さが6メーターぐらいあります。開花しますと、葉の緑よりも白い花の部分の方が多くなり、遠目で見ますと白い樹といった感じです。

 山中を車で走っていますと、緑の中に白いかたまりが目に飛びこんでくることがあります。この時期であれば、たいていやまぼうしです。

 余談ですが、山法師には 【比叡山延暦寺の僧兵】 の意味もあります。
 平安時代末期に天皇在位された白河法皇は、自分の意のままにならないものとして 「賀茂川の水(鴨川の流れ)・双六(すごろく)の賽(の目)・山法師」 を挙げられたと言われています。