絵馬のつれづれ書き

和尚の日記

辛い(つらい)という字に一本棒が加われば…

2009年01月07日 | Weblog
正月休みも明け、学校は明日から3学期、受験生にとっては勝負の時です。
さて今日は漢字のお話です。
岡山県に最上稲荷〔さいじょういなり〕という神社 -正確にはお寺の神社- があります。(お寺の神社 という言葉に違和感をもたれた方もあると思います。全性寺天満宮も、実はお寺の神社なのですがこのあたりの事情は、他日改めて書かせていただきます。)
この最上稲荷さんの初詣広告に、
  『辛いという字に一本棒を足して
   幸せという字が描けますように』 とありました。
私もこれまで、この2つの漢字を比べて見たことはなかったのですが、なるほどと思いました。そしてしばらく考えました。
 だれにとっても人生は辛く苦しいものですが、そこでなんとか一歩前進しようという勇気ある心と実行によって幸せをつかむことができるのだ、と理解をさせていただきました。
特に受験生のみなさん、これからの2ヶ月、最後の一本棒分の努力の有無によって、結果が違ってきます。
がんばって下さい!