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巡視船 ひだ

2013年02月10日 11時23分43秒 | 海保装備

 

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ひだ型巡視船(ひだがたじゅんしせん、JCG PL HIDA class)は海上保安庁のヘリコプター甲板付高速高機能大型巡視船。巡視船としての区分は2,000トン型PL(Patrol Vessel Large)。


高速型の船型を採用しているほか、船首にはブルワークが設けられ、優れた凌波性を実現した。船体は軽合金を採用した防弾構造となっており、武装工作船などからの銃撃にもある程度対応できるよう、被弾経始について配慮した設計がなされている。主機関としては、4基の高速ディーゼル機関が搭載されているが、これらは前後にシフト配置されている。このほか主電源としてディーゼル発電機、予備電源としてシール型蓄電池を搭載している。
 
兵装は、あそ型と同様に光学式のFCS射撃指揮装置と連接した40mm機関砲を搭載し、荒天時においても目標船の舵や機関等、長距離目標への正確で安定した射撃を可能としている。加えて、背負い式にRFS連接の20mm機関砲も搭載して火力を高めている。
 
また、後部甲板をヘリコプター甲板としていることから、必要時にはスーパーピューマによる特殊警備隊の海上での乗船を含めたヘリの運用が可能である。さらに、哨戒のために付近を飛行するヘリコプターが撮影した不審船の画像を受信し、速やかに保安部等の地上基地、さらには東京・霞ヶ関にある海上保安庁危機管理センターに転送できるよう、船上画像伝送システムが搭載された。ただし、PLH型巡視船とは異なりハンガーを持たないため、常載の搭載機は持たない。
 
この他の特徴としては、船橋上部に赤外線捜索監視装置を搭載していることが挙げられる。これにより対工作船対応能力に加え、夜間における海難事故への対処能力が向上した。
 
本型は、北朝鮮による工作船事案発生時に編成される機動船隊の指揮船として期待されている。機動船隊は、本型1隻を中枢として、あそ型巡視船1隻、つるぎ型巡視船2隻の計4隻で編成される計画である。建造費用は1隻あたり約79億円である[1]。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B2%E3%81%A0%E5%9E%8B%E5%B7%A1%E8%A6%96%E8%88%B9

 

 

 

 

 

 

 

 

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