枚岡教会(日本基督教団)の牧師のブログ

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9/20 永眠者記念礼拝

2015-09-29 | 教会の出来事
9月20日に永眠者記念礼拝を行いました。
毎年お彼岸前の日曜日に、地上の歩みを終えて永眠なさった方々をおぼえて礼拝をします。
キリスト教会では11月に記念礼拝を守ることが多いのですが、枚岡教会はこの時期にしています。
ご遺族関係者がお出でになるので、100名以上のにぎやかな礼拝になります。
ご遺族関係者と共に、天における永遠の命を見つめる礼拝を守れまして、うれしく思いました。


午後には、教会墓地にて礼拝をしました。
この時期、最近は残暑の厳しい年が多かったのですが、今年は比較的爽やかでした。
大阪平野の一望できる教会墓地で、気持のよい礼拝を守れました。



◆永眠者記念礼拝より 「神の国に向かう人生」 コリント一15:50~58
私たちの生きている世界には、むごいとしか言いようのないことが起こります。
事件、事故、紛争、差別などのむごい出来事があふれています。
また、それを知りながら解決することのできない社会も、むごい存在です。
人の死も、むごい出来事です。
本人だけでなく周囲の人まで嘆きに突き落す出来事です。

教会が日曜日に礼拝をするのは、主イエスの復活を記念するためです。
十字架にかかり死んで墓に葬られた主は、日曜日の朝に復活しました。
死は、主を墓に閉じ込めておくことはできませんでした。主の力が死に勝ったからです。
その主は、ご自分が墓から出ただけでなく、主を信じる者を墓(死の世界)から神の国に連れて行ってくださいます。
「死なないものを必ず着ることになる」と聖書が宣言する通りにしてくださいます。

復活前の主は、実にむごい所にご自分の身を置かれました。
裏切り、偽証、暴力、あざけり。
そして、「わが神、わが神、どうして私をお見捨てになったのですか」という絶望の叫びと共に、死のむごさの中に身を置かれました。
ところが、三日目には、そこから離れ、復活されました。
むごい世界は永遠ではありません。向こう側に道が開かれました。

神の国の希望を持つ者には、惨めなむごい出来事の中でも望みがあります。光があります。
「朽ちないものを必ず着ることになる」との御言葉があるからです。
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9/13 敬老の日礼拝

2015-09-29 | 教会の出来事
枚岡教会では、毎年9月に、敬老の日礼拝、永眠者記念礼拝が行います。

今年も13日に敬老の日礼拝が行われ、75歳以上の方々のお祝いをしました。
礼拝では、欠席している方も含め、75歳以上の方のお名前と消息を紹介し、お祈りをしました。
教会からのプレゼントとして、今年も星野富弘カレンダーを贈ります。
1年間、カレンダーを見るたびに、神さまから祝福されていることを思い起こし、喜んですごしていただきたいと思っています。

礼拝後にいは愛餐会を行い、懇談の時を持ちました。
聖歌隊の讃美、物語の読み聞かせ、子どもの手品とけん玉ショーなどの出し物がありました。
最後に、75歳以上の方々から、教会の若い人たち(74歳以下)への一言をいただきました。
箴言12:1「 あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』と言うようにならない前に」との御言葉をいただきました。
また、読み聞かせの内容が、戦争中の悲しいお話だったこともあり、戦争経験者の方々から、「憲法9条をも持って欲しい」、「平和を保つように」との言葉も受けました。
戦後生まれの者として、しっかりと、受け止めたいと思います。



90歳以上の方が3名います。
それにしても若い…

星野富弘さんのことは以下のホームページを参考に。
http://www.tomihiro.net/

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