枚岡教会(日本基督教団)の牧師のブログ

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枚岡教会創立67年

2017-07-15 | 教会の出来事
枚岡教会は、7月13日に今年創立67周年を迎えました。



今年も、創立記念行事として、伝道礼拝を持ちました。
7月9日に似田兼司牧師を通して、聖書の言葉が語られました。

「先生、律法の中で、どの掟が最も重要でしょうか。」
イエスは言われた。「『心を尽くし、精神を尽くし、思いを尽くして、あなたの神である主を愛しなさい。』
 これが最も重要な第一の掟である。
 第二も、これと同じように重要である。『隣人を自分のように愛しなさい。』
 律法全体と預言者は、この二つの掟に基づいている。」
   マタイによる福音書

その言葉から、主イエスが語られた「良きサマリア人のたとえ」にも耳を傾けました。

「ある人がエルサレムからエリコへ下って行く途中、追いはぎに襲われた。追いはぎはその人の服をはぎ取り、殴りつけ、半殺しにしたまま立ち去った。
ある祭司がたまたまその道を下って来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。
同じように、レビ人もその場所にやって来たが、その人を見ると、道の向こう側を通って行った。
ところが、旅をしていたあるサマリア人は、そばに来ると、その人を見て憐れに思い、
近寄って傷に油とぶどう酒を注ぎ、包帯をして、自分のろばに乗せ、宿屋に連れて行って介抱した。
そして、翌日になると、デナリオン銀貨二枚を取り出し、宿屋の主人に渡して言った。『この人を介抱してください。費用がもっとかかったら、帰りがけに払います。』
さて、あなたはこの三人の中で、だれが追いはぎに襲われた人の隣人になったと思うか。」
  
ルカによる福音書



枚岡教会は、1950年7月13日に、教会として出発しました。

日本基督教団小阪教会、日本基督教団(現 単立)東成教会、日本自由メソヂスト教団布施足代教会(現 布施源氏が丘教会)の教会員による集いが一つになって、枚岡教会が誕生しました。
枚岡教会は、三つの教会を母体としており、しかも、三つの教会はそれぞれ違う教団に属しているという、とても珍しい教会です。
まさに、複数の教派が合同して誕生した日本基督教団そのものの性質をもつ教会です。

初代牧師の大嶋義太郎牧師は、それぞれに違う伝統を持ち、それぞれの特徴を受け継いだ信徒の集まりを、まとめていかれました。
それぞれの伝統の良い点を取り入れつつ、枚岡教会をたてあげようと仕えてこられました。
神さまは、大嶋牧師の賜物を豊かに用いて、枚岡教会を導いてくださいました。

教会の玄関に、飾りイスがあります。
イエス・キリストを中心に、12弟子が彫られたイスです。
弟子たちも多様でした。
漁師、徴税人、熱心党など、普段なら一緒に活動しそうにない人たちでした。
けれども、イエスさまのもとで、一つになりました。
また、多様な弟子たちは伝道で一致し、世界中に福音が届けられ、教会が生み出されていきました。






コメント
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