新型コロナと、その変異株が蔓延し始めているとTVでは何時間もかけて報道しています。その中で、前から言われていることの一つは、PCR検査の拡大や、変異株の発見を早期にする必要でした。
ところが、それは各国と比べると、驚くほど少なく毎日数千単位で二けたも違う状況があるようです。オリンピック開催など視野に入れてのコロナ対策で、ワクチンの確保もあやふやな菅政権の姿勢に問題があるようです。それを強く報道することが必要なのに、政府の発表の垂れ流しのようです。
しかも、ちょっと前までは大阪の知事の取り組みが優れているという報道が多く、大阪の非常事態宣言の早期の解除をさえも知事の独自の取り組みを評価するTVがあり、知事が盛んに多くのTV局に出演していました。何か異常なことに思っていました。
ところが、その解除が速すぎて感染拡大を早めるという識者の声を無視した結果、やはり大きな拡大を招いているにも関わらず、相変わらず知事に聞くということで出演が突出しています。どのチャンネルも大阪の知事を出演させるうらに、何があるのでしょうか?他の感染が多い県の知事は何もしていないというのでしょうか?
そんな中、4月2日のAERA dotに「コロナ感染者激増の大阪で吉村マジックが消える 「行き当たりばったりの対応で失敗」府民、官邸が酷評」
という記事が載っていました。以下その中の記事は黄色部分。
「東京など首都圏より先に緊急事態宣言が解除された大阪だったが、3月中旬から新規感染者数が増加。3月31日は599人、4月1日が616人と急増。600人を上回るのは、2回目の緊急事態宣言が発出中の1月16日以来だ。
とりわけ、大阪府や兵庫県で目立つのが、より感染力が高いとされる新型コロナウイルスの変異株の新規感染者の増え方だ。3月31日現在で大阪府は130人、兵庫県が181人と日本で一番多い。」
このような知事の判断を素早い対処という人がいるでも、。他より早く、解除、⇒感染拡大 ⇒他より早く蔓延防止等措置の要求 という流れを見ると、これは疑問ですね。
これに対して、「吉村氏はアクセルを踏み、また急ブレーキの連続。“まん防”の適用もあんたが言うかという思いや。大阪府民が吉村氏の行き当たりばったりのコロナ対応に、振り回されている。イソジンのうがい薬を使えば、コロナウイルスが消えると記者会見。店頭からうがい薬が消える騒動もあった。しかし、吉村氏からは特別なアナウンスは何もなく、効果の話もうやむやです。花火は上げるが、あとは知らんというばかりの姿勢にうんざりです」という声が出ていると紹介しています。また、維新の議員からも、「吉村氏は迷走しているように、見えますね」という声が出ていると紹介しています。
以上の様子が分かってみると、それなのになぜ特別にTV出演が多いのという疑問は解決しません。理由がわかるには、もう少し時間が必要なのか?
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