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連合会長の自民党との癒着は○で、野党共闘は×とは?

2023年12月25日 | 政治・社会

 連合芳野会長の姿勢がおかしいと前にも書いたが、今その思いはますます強い。何しろ自民党の集会に出席したり、岸田首相との話し合いを何回か持ち写真に収まるなどの蜜月ぶりである。この自民党は岸田派も含め違法な政治資金パーティーで実質上の企業献金といわれる金を集め、特捜の捜査が入っている政権党である。

 会長は連合の要求を訴えるとしているが、違法な政治資金パーティーで、労働者と対極にある企業の経営側から献金をもらい政治を左右していると批判されている政権党にべったりで何を得ようとしているのだろうか。企業活動の結果は自民党に献金するのではなく、労働者に還元するのが筋のはずだ。それを批判するどころか、違法な献金をされているような政権党と蜜月になるとは!

 そもそも自民党の方針には立憲民主党の支持母体の連合と関係をよくしていくとうたわれているが、その意図を知ったうえでの行動だろうか。自民党の方針にうまく乗せられて、あるいは自ら乗っているのだろうか。

 この芳野会長は、一方ではさきの衆議院選挙で一定の成果を上げた野党共闘をなんとか分裂さようと妨害している事は周知のことである。これは自民党の利害とも一致している。立憲民主党に市民連合の仲介による共産党との話合いには出ないようにと圧力をかけている。これは、誰を利するか明らかであろう。自民党は連合に拍手を送っていることだろう。

 日刊ゲンダイ(2023/12/25)ではネット上の次のような声を紹介している。

《裏金で政治工作してきた自民党の会合に自分は出席。それなのに共産党の会合に出席してはダメって筋が通らない》

《自分がすり寄った自民が裏金まみれだったことをどう考えているのか。恥ずかしいと思わないのか》

《裏金政治が今の労働環境を破壊したわけで、それすら気付かないのであれば労働運動から去ってほしい》

さ らに、民間団体の市民連合が主催する会議にも出席するなと言うのは、民主主義社会をどう理解しているのかとか、何様のつもりなのかという意見もあるほど、異常な態度だと指摘されている。自民党の意に沿って野党共闘を妨害し、政権党に有利なことに貢献しようと決意している方が労働者の組織の会長なのでしょうか。これでは労働者の賃金が上がらなかったり、なかなか労働環境が改善されないはずである。皆さんはどう思っているのでしょうか。

 

 

 



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