安倍首相の強硬な右翼的路線が民主主義を壊しつつある中、そのバックボーンになっている日本会議のことが注目されています。あの森友学園問題でも、幼稚園での教育勅語の暗唱などをさせていた籠池氏も同会会員とわかり、その思想の一端が知られ始めています。その日本会議についての本がいくつか出ていますが、この本の歴史的な背景やインタビューに基づいた鋭い批判に共感しました。本の帯ではその日本最大と言われる「草の根右翼組織」日本会議の素顔を反骨のジャーナリストがあぶりだすと、かなり大胆です。アマゾンランキング第一位にもなっています(2016年8月)
安倍政権の閣僚の多くが同会会員の長右翼政権に率いられている現状を理解するのに良い本と思います。 . . . 本文を読む