「逃げ恥」というが、逃げるに限るもあると思い、今日は隣駅のハイキングコースへ紅葉を見に行った。浅井氏が姉川の戦いで敗れて追われ、信長が追い詰めて陣を構えたという虎姫御前山へ。昨年1回行っているが、今回はコースを逆にして楽に歩くことにした。途中で会ったのは6人。静かな山道だった。何かオゾンの濃い感じがした。
逃げられる人はいいのだと 今の医療現場の映像をみたりすると思う。私も逃げるのは卑怯と戦うタイプだったが、年には勝てないのか「触らぬ神に祟りなし」で、ともかくだんまりになった。でも、昔から、無駄のことは言わないと我慢したほうだった。それがよかったのか?はわからない。
前にも書いたが、「変えられないものを受け容れる心の静けさと変えられるものを変える勇気とその両者を見分ける英知をお与えください」を思い出した。
虎姫山から見える琵琶湖はきらきらと輝き、遠くにはすさまじい戦いのあった姉川が静かに流れている。大いなる自然のなかの紅葉は鮮やかだった。
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