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昭和の時代 余白をたのしむ

2024-07-05 21:05:37 | 日記

猛暑。NHKドラマに「燕は戻ってこない」というものがありますが、季節が廻ると燕は軒下に戻ってきていました。少し遅いような気もしたのですが、いや、まだ7月初旬なのです。4羽のひなが巣の中に並んで、親鳥の採ってくる餌を待っています。かわいいこと!親鳥はどこまで飛んでいくのか3分ぐらいすると戻ってきて、順番を間違えずにヒナにえさを与えます。そして、またすぐ飛んでいくのでした。

家に帰ると、最近フェイスブックでUPされているやや重めの三毛猫のなんとも人間らしい表情に癒されています。思わず、声を出して笑います。それから、さて、と腰を上げます。もう一つFBに昭和の時代という特集で、昭和の電化製品、町の様子等などがUPされています。モノクロの色あせた写真が何とも言えません。この時代はこんなに薄暗かったのかしら・・・。確かに、我が家のアルバムもそんな雰囲気です。今の暮らしの間取りや家具に比べるとあか抜けていないのですが(洗練されていない)そこになんともいえないあたたかみ(丸み)があるのです。ちゃぶ台返しの丸お膳も、炊飯器も、TVも、黒電話も当時では新しいデザインでしたのでしょうね。周りに余白があるというのか。ハンドルの遊びのような感じです。

この昭和の時代が今若者に人気のようです。むだのないスマートな電化製品や家具よりも、ほっとするのかもしれません。歌もそのようですね。あいすることにも余白がありました。余韻があるというのか。ひとをつつみこむ力があった時代かもしれません。

「昭和」いい時代だった気がします。


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