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あなたに「ぬくもり」を届けたくてブログをつくっています

にがい思い出はすてて

2024-05-22 20:55:56 | 日記

風薫る五月といいますが、風が強い日でした。ご近所の庭には、芍薬、菖蒲、薔薇など花が咲き誇っているという感じです。みごとです!20日に神奈川から東京を通り抜けてさいたま市まで行きました。そのまま、長浜まで帰りましたので、その疲れが今日に出ています。(年ですね)

東京から山手線で内回りに乗ると、長年暮らしていた東京の思い出深い場所ばかりです。子どもの頃は、上野や御徒町へ、鶯谷からは上野の森へ、日暮里はJRの最寄駅でした。そして、西日暮里、田端、駒込は高校へ通うときはいつも通っていました。

埼玉まで行くのに駒込乗り換えでした。もう少し前ならつつじがホームの両側に咲いていて車窓に飛び込んできました。生まれ育ったところに帰れたらとは思いましたが、街が変わってしまいました。駒込は、六義園があって、中学や高校の頃の思い出がよみがえります。ここに住んでいたのは、30代の前半でした。あまり駅の近くは変わっていないようで、よく利用したパン屋さんもありました。きもの教室の仕事に夢中の時でした。でも、だまされてお金を融通したことがありました。母にも迷惑をかけて、苦い思い出のある場所です。自分の愚かさをいやというほど味わいました。思い出して、気分が悪くなりました。

もう、東京や神奈川に戻ることはないだろうし、新しいいい思い出を作れるところにいようと思いました。マイナスの地場というのでしょうか。ここまで生きてくると、苦い、つらい思い出のある場所もあります。たまにはかつて暮らした街を訪ねてみようかと思うこともありましたが、もう、終わりにしたのだから、やめようと思いました。たとえいい思い出があるにしても。

「新しい酒は新しい杯で」と聖書にもあります。叔母の孤独死以来、はたして長浜にいていいのかとも思いました。最期はどこで・・・。そうですね、神の導かれるところへ。

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