毎朝5時ごろに起床する。コップ一杯の水を飲んだ後氷砂糖を一片口に入れて畑に出る。野菜の水やりである。畑は家の裏にあるので水やりは、さほど疲れもしない。腰にはいつも蚊取り線香をつけている。5時過ぎになると温度が上がり始めるので、蚊も活動し始める。20分も経過する頃には汗だくだ。茄子には特にたっぷりやる。肥料も欠かさずやっている。
草の早く伸びるのには驚くばかりだ。野草の逞しさを知らされる毎日である。
決まった時間に道を通る人が「おはようございます。」と声をかけてくださる。彼女は朝の散歩が唯一の健康法だそうである。
「草引き大変でしょう。夏は野菜と草を共存させるのもいいのではありませんか。野菜の乾燥も防げるし、虫も少しは野菜にこないじゃないですか。」なるほど、彼女の考えにも一理はあるなと、思った。しかし実際は、そううまくいかないものである。
別の人が声をかけてくださる。その人は早朝であっても、黒い日傘をいつも拡げてさんぽをなさる。「奥さん、もうやめなはれや。作業は1時間が限度ですよ。この間からの猛暑で
熱中症の人がたくさんでているとテレビでいってましたよ。日中は、外へ出ないようにしています。」その人は首から水筒を掛けていられる。「歩いていても、時々水分を摂るようにしているんです。」「咽が渇かなくても水分をこまめに摂っています。」「夜寝る前にコップ一杯の水を飲んでから、休みます。枕元に水をすぐ飲めるように用意しておきます。」
その人は70過ぎの高齢者だ。いや、自分の方が高齢かもしれない。自分も気をつけなくては。2・3人の人と話をするうちに作業も終る。はかどらない日もある。
人の忠告をしっかり受け止め暑さ対策をしようと改めて思った朝の会話である。
草の早く伸びるのには驚くばかりだ。野草の逞しさを知らされる毎日である。
決まった時間に道を通る人が「おはようございます。」と声をかけてくださる。彼女は朝の散歩が唯一の健康法だそうである。
「草引き大変でしょう。夏は野菜と草を共存させるのもいいのではありませんか。野菜の乾燥も防げるし、虫も少しは野菜にこないじゃないですか。」なるほど、彼女の考えにも一理はあるなと、思った。しかし実際は、そううまくいかないものである。
別の人が声をかけてくださる。その人は早朝であっても、黒い日傘をいつも拡げてさんぽをなさる。「奥さん、もうやめなはれや。作業は1時間が限度ですよ。この間からの猛暑で
熱中症の人がたくさんでているとテレビでいってましたよ。日中は、外へ出ないようにしています。」その人は首から水筒を掛けていられる。「歩いていても、時々水分を摂るようにしているんです。」「咽が渇かなくても水分をこまめに摂っています。」「夜寝る前にコップ一杯の水を飲んでから、休みます。枕元に水をすぐ飲めるように用意しておきます。」
その人は70過ぎの高齢者だ。いや、自分の方が高齢かもしれない。自分も気をつけなくては。2・3人の人と話をするうちに作業も終る。はかどらない日もある。
人の忠告をしっかり受け止め暑さ対策をしようと改めて思った朝の会話である。