goo blog サービス終了のお知らせ 

ほほえみ

青空に白い雲を眺めるのが大好きです。

2009年2月19日龍野市を訪ねて

2009年02月27日 | Weblog

     夕焼け小焼けの 赤とんぼ
       負われて見たのは いつの 日か

     
  市の観光協会の県外学習で、童謡の里龍野市を訪ねた。
  龍野市は、兵庫県南西部に位置する自然豊かな城下町である。中央を南北に揖保川が緩やかに流れ、背後には、鶏籠山を中心に小さな山々が連なっている。
  龍野公園を中心に多くの偉業を成し遂げた先覚者の公徳碑・彰徳碑・紀恩碑・頌徳碑紀功碑や歌人俳人文豪の歌碑・句碑・漢詩碑・詩碑など文学碑が数多く建っている。
  いしぶみ(碑)巡りするだけでも、結構時間を要する。文学に関心の深い人には、魅力のある観光地であろう。
  龍野市を代表する三木露風は、「赤とんぼ」の詩を『樫の実』に発表したのは、33歳の時で、トラピスト修道院にいた時だそうだ。津軽の海を眺めて、ふるさとを思い出し幼き日を懐かしんで、赤とんぼを作詞したと説明してもらった。
 龍野歴史文化資料館にすっかり魅了された。町全体は落ち着いており、自然の織り成す四季の恵みに囲まれた詩情豊かな音色を奏でていた。お薦めしたい観光地である。
  三木露風の立像の横で許しを得て記念写真を撮った。