小池百合子の「違和感のある日本語」

「崖から飛び降りる覚悟で立候補した」とおっしゃる小池百合子せんせ。


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日本の大学を卒業していませんから仕方がないのですかね？普通、思い切った決
断をして飛び降りるのは「清水の舞台」じゃないですか？小学生でも知ってますよ。
小学生では読めそうにない「未曾有首相」よりひどいです。いくらカイロ大学卒だか
らと言っても、高校、いや関西学院大を中退するまでは日本語教育を受けていたん
でしょ？それにしても何故カイロ大学に留学したんだ？英米の大学は受からなかっ
たのかな？

「崖から飛び降りて」懲りたかと思ったら、今度は「パラシュートなしで立候補です」っ
て。「落下傘（パラシュート）候補」とは、その土地に地縁や血縁が無い人が立候補
することを云うのであって、兵庫の選挙区から郵政選挙で小林興起の当選を阻止
するために東京10区に刺客として立候補した時のあなたは落下傘候補と言って間
違いではない、むしろ正しい。が、今回はすでに衆議院東京10区が地元になってい
るので、東京での立候補は「もはや落下傘候補ではありませんよ」と云う意味なら、
ややこしいが間違ってはいない。しかし、文脈から小池せんせは「パラシュート＝政
党（若しくは自民党）」と解釈されての発言に、私には思える。

そして、極め付きは、公約のイの一番が「当選したら、都議会を冒頭解散」ですって。

　

もう、わけ解らん。常時解散権を持つ国政の内閣と異なり、地方地自体の首長は「議
会に不信任案を出された時」しか、議会を解散することができないのですが、どうやっ
て「冒頭解散」するのでしょうか？

「自ら解散をすることができないのは存じている」「議会が私をダメだと判断すれば不
信任案が出ますよね？」と苦し紛れのいいわけですが、それ、冒頭で不信任案が出
ますかね？それも可決すれば、自分達が解散させられると分かっている不信任案を
出すわけがない。出来ないことが１００％分かっている公約が、イの1番ですってｗ　

もっと、まともな人はおらんのんかいね。あと、急なぶら下がり取材ではないのですか
ら、原稿をチェックする時間はなんぼでもあったろうし、周りに政策秘書とか知恵袋は
おらんのん？それが最も不思議です。