遊工房・雑感

日頃のあれこれを綴る日記です

奏でる

2019-09-09 20:21:24 | 日記

バルバラの ある名演奏家の生涯の素描

上の引用した絵は女だけど

この話はほとんどバルバラの自画像的な

男の話だけど

読んでて

そういうバイオリン奏者のヨーロッパの社会的位置づけ

って

初めて知った

路傍を流すさすらいの演奏者 ってのは

殆ど物乞い状態?


そういえば古い映画ではそんなのもあったな

芸術の社会的位置づけなんかは

殆ど職人領域

(職人に対する尊敬の念が ない時代か?という感じ)

民窯について知ったときも

朝鮮での陶工の位置づけに驚いたものだけど・・

超絶技巧ときたらよくも知らないけど

パガニーニを思い浮かべるけど

これまたバルバラとは同時代的


バイオリンは酔っ払い親父が大好きで

私に習わせたがったが

ただの夢想

貧乏な飲んだくれにそんな余裕があるわけない

給食費も払えないような子にしたくせにね

ともかく私の子供時代は

ピアノを習うのもバイオリンを習うのも

ぜいたく階級のものだった


私が中学に入ったら

循環小数の計算法を発明して来いという宿題が出て

パズル好きの私は大喜びでやっていって

嬉々として発表したら

外部生のよそ者だった私は今でいうといじめにあった

もう 勉強中しないぞ

遊んでやる!と歌ばかり歌ってたら

すかさず 三度下からハモッて遊んでくれた子は

バイオリン弾きだった

ピアノを弾く子は小学校だとクラスに3人くらいだったな

ともあれ 酔っ払い親父の専属歌手を勤めるくらいしか音楽に縁がなかったから

音楽の芸術性については

あまりわからない

でも お絵かき大好き人間としては

共通する部分もあって 面白い


昨日は

蝶を飼う男

この本をあげてきたけど

色々な楽器を吹いたり弾いたりするしな

わかりようは私よりすごそうだ

 

そういえば かなちゃんはドラマー

おもちゃのドラムを盛んにたたいて遊んでる

結構音楽になってるから面白い

なんせ

名前からして

奏太君なのよ

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