筑紫文化財研究所

筑紫における歴史的文化の探求と漫遊

今宿人形の鬼若丸

2010-05-26 21:24:11 | 日記

福岡今宿人形の大橋重雄作の鬼若丸です。
酒田のものと比較すると型がシャープなことがわかりますが、
驚くことに衣の車輪文など柄が同じです。
中ノ子オリジナルの彩色を正確に模しているのでしょう。
原型は恐らく明治のものと考えられますが、
今宿では昭和40年代までは確実に作られていました。
(拠「竹とんぼ」89号)
博多の影響が東北まで及んでいたことを
再認識できた作例との邂逅でした。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。