筑紫文化財研究所

筑紫における歴史的文化の探求と漫遊

kasuga Bace Depended House tipe24sub-style House design

2023-01-14 18:55:33 | 戦後史


板付米軍基地アネックスのディペンデントハウスについて
最も南に最後まであったハウスの図面を起こしてみました。
建物は解体されて久しく実測値がありませんので
米軍住宅の関連図書のフィート表示を参考にして
残された写真と当時の記憶から合成して作図しています。

ワシントンハイツなどの先行施設の設計と比べれば
基本形状は似ていますがリビングの規模が縮小されるなど
相違があることが指摘できます。
図化した建物は春日基地内の住宅地区の最南端の建物で
屋根構造から2階建てのディペンデントハウスtype25に近似し
幅が基本設計より4mほど短いものとなっていたようです。
室内の略図は本ブログの2022.10.9に掲載しています。
間取り図は今回の図化によって修正が必要とわかりましたので
後日修正したいと思います。

https://blog.goo.ne.jp/yuukodou/e/7673495eaf3e43d51cf8ac315c80cbcd

【参考文献】
「占領軍住宅の記録(上)」1999年小泉和子 高薮昭 内田青蔵 住まいの図書館出版局

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 第59回 博多人形作家協会作品展 | トップ | 白木原ベース通りの建築7 補... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

戦後史」カテゴリの最新記事