おばんでがんす
六合村の野反湖から横っ飛びに西へ進む。直ぐ草津に着く、と言っても一時間ほどかかる
草津の共同浴場、賽の河原大露天風呂で汗を流す、野反湖は残雪が有りとても寒かったので極楽極楽である
たっぷりと汗を流し火照った体を緑風に晒して冷ます
市街地はいつも見ているので、つつじが丘公園を見る、蓮華躑躅と深山霧島が満開である
良いところに来た
ずい分と植えたものだ、しかもかなりの老木が多い
蓮華躑躅と深山霧島が同時に咲いている
国道を挟んで両側にある
道路西のエリヤで駒草を発見、おそらく園芸種であろう、馬鹿に赤い
確かに、馬面だ、然し、そんな人間に都合のなどは考えていない無心で咲いている
わずかなエリアだが除草をし繊細な花を管理するのは大変なことだろう
此の株は在来の種と見た,国産馬、の顔をしていると思う
克っての溶岩が固まった石か、或いは噴石かもしれない、栽培地の真ん中に置いてある
暫く見とれて結局赤味の濃い園芸種を描いて見た
僅か20坪ほどの広さだが大勢のカメラマンやカメラウーマンが撮影している
遠景の蓮華躑躅が餘にも派手派手しく咲いているので駒草が目立たない
然しそうして生き残って来たであろうことが想像される
種が飛んで増えていることから土造りも巧く行っているのであろうし、管理もよいのだろう何時までも残って
くれることを望んでいる
もう一足伸ばして北軽を抜けて来た、途中何時もの場所で、紅花一薬草に会って来た
緑濃い草の中で可憐に咲いている
石垣の上の陽当たり通風共に良い場所には並んで咲いている、小さな葉っぱだが大きな花を持つ
一枚描きたかったがもう日暮れが近いのでやめにした、別にここに泊まって明日描いても良いのだが
それ程後生楽にしてもいられないと思って自宅を目指した
永い長い濃い一日であった
そんじゃあまたはなすべえ
遊童子
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